1年前の今日 母は大腿骨を骨折しました
手術していただき リハビリ病院に転院し
その後 初めて老健というもののお世話になる事になりました
その後 5月のGW頃だったか
「先延ばしせず だめ元で とりあえず一回お家に・・・」
と退院の話も出ましたが コロナに罹患し
仕切り直して
「年内に一度
・・・」
と退院の話が出た頃に またコロナに罹患し
あっという間に寒い季節になり
そうこうしてる間に 不整脈でまた救急搬送
ペースメーカーを入れる事になり
なんだかんただと
毎回 すごろくの振り出しに引き戻されている気分です
1年前の母は なんとしても早く家に戻りたいと
リハビリもしっかり取り組み
家の中ならなんとか・・・というところまで頑張っていました
その後 コロナで個室隔離
透析もお部屋で受けるために 移動もなし
リハビリ当然中止
それを2回
そんな事をしている間に
透析のために 家に帰ればどうしても 週3回通院が必要な事が
母の家に帰る気持ちを変えていきました
50代からずっと一人で生活してきた母にとって
他人のペースを気にする事なく生活できることが
何よりも気楽で幸せ 性に合っていると思っていたのが
一つ屋根の下に 誰かがずっといるという状況が
思いの外 安心に繋がった事も
在宅復帰を望まなくなった理由でもあります
要介護4になった母ですが
いろいろなサービスを入れたら
そして足りないところは 施設に入れた費用と思って出費を覚悟し
介護サービス枠外でも色々手当すれば
それなりに 母の在宅は乗り切れると計算していましたが
以外にも 母本人の気持ちが ふっと冷めてしまったというのが
今の状況です
とはいえ 母が
「いつも誰かいてくれて安心だからここが良い
透析もラクに行けるからここが良い」
と言うのは 今の老健であって
この老健にずっと居続ける事はできないでしょうから
今の透析室に通えるという条件をクリアできる近隣の介護施設に入居して
今の気持ちが続くかどうかは分からないですよね
でも この1年で思い知らされました
あれこれ先に打つ手を考えていても
ことごとく 思うように事は運ばないという事を・・・
今は 来月半ばの ペースメーカー検診を無事受ける事だけを
考えるのが 精一杯です