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佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

こんにちは、「本気不動産」の佐藤です。

最近、不動産会社の倒産がニュースで取り上げられることが増えています
一生に一度の買い物とも言われるマイホーム。その購入をサポートする不動産会社が突然倒産してしまったら…と考えると不安になりますよね。

この記事では、不動産会社の倒産リスクとその影響、回避策、そして安心して不動産を購入するためのポイントを、私の経験をもとにお伝えします。


■ 不動産会社の倒産リスクとは?

最近の不動産市場では、中小企業だけでなく一部の大手不動産会社でも倒産の話題が出ることがあります。

▼ 倒産の主な原因

  • 経営戦略の失敗(無理な仕入れや販売戦略)

  • 急激な市場変動や金利上昇

  • 建築費や人件費の高騰による利益圧迫

倒産のリスクはゼロではありませんが、資金力がある大手企業では比較的リスクは低い傾向にあります。


■ 倒産が起きたら?購入者が受ける影響とは

万が一、購入を進めていた不動産会社が倒産してしまった場合、以下のようなリスクが考えられます。

▼ 主なリスクと影響

  • 契約の無効化:契約相手が消滅するため、取引が一時中断する

  • 手付金が戻らない可能性:ただし、不動産会社は「供託制度」により、ある程度の手付金が保護されている場合が多い

  • 物件引き渡しの遅延:手続きが一時的に止まることもある

ただし、多くの場合、物件は他の不動産会社に引き継がれ、再契約が可能になるケースもあります。完全に諦める必要はありません。


■ 倒産リスクから身を守る3つのポイント

購入者としてできるリスク回避策を、3つの視点で整理しました。

① 担当者の信頼性を重視する

会社の規模だけでなく、「この人なら信頼できる」と思える営業マンに出会えるかがカギです。大手でも信頼できない担当者では意味がありません。

② 情報を比較・収集する

  • インターネットで企業の財務情報や口コミをチェック

  • 複数の会社に相談して、価格や対応力を比較する
    →これが冷静な判断材料になります。

③ 供託金制度の確認

手付金を支払う前に、相手の供託先や保全措置について書面で確認しましょう。万が一のときの保険になります。


■ 保証やアフターサービスにも注意

不動産会社が提示する「保証」や「サービス」は、内容を細かくチェックしましょう。大手でも「実はほとんど使えない」という保証もあります。

▼ チェックするべき保証内容

  • 設備保証(何年まで/どこまでが対象?)

  • 火災保険や地震保険の適用範囲

  • 引き渡し後の点検・修理のサポート有無

値引き交渉も遠慮せずに行いましょう。営業担当の本気度も見えてきます。


■ 同じ物件はどの会社でも紹介されている

よく勘違いされるのですが、不動産業界は「横のつながり」が非常に強い業界です。

▼ 知っておきたいポイント

  • 同じ物件を複数の会社が取り扱っている

  • 担当者の提案力と、会社の姿勢が大事

  • 中小企業でも“少数精鋭”で信頼できる会社は多い

実際、私自身も地元中堅不動産会社から独立し、お客様一人ひとりに向き合える体制を整えたくて「本気不動産」を立ち上げました。


■ 倒産しても大丈夫?不動産業界の仕組み

不動産会社の倒産は、実は「いきなり」起きることは稀です。じわじわと業績悪化が進んで倒産に至るのが一般的です。

▼ 物件はどうなる?

  • 別の会社が物件情報を引き継ぐ

  • 横のネットワークで、購入手続きの継続が可能

  • 複数の不動産会社に話を聞いておくと安心


■ 本気不動産・佐藤の想い

私は、地元中堅不動産会社で10年以上、営業や管理職として不動産の最前線を経験してきました。

しかし、「会社の利益より、お客様に寄り添った提案をしたい」という思いから独立し、“正直な営業”をモットーに本気不動産を立ち上げました

これからも、お客様が安心して住まいを探せるよう、全力でサポートしていきます。


■ まとめ|不動産会社選びは「人」で決めよう

  • 倒産のリスクはゼロではないが、対策はできる

  • 担当者との信頼関係が安心材料になる

  • 複数の会社に相談することで、リスクを分散できる

家を買うのは「人生の転機」です。物件も会社も、“誰から買うか”を大切にしてください


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ご不安なことがあれば、ぜひ「本気不動産」へお気軽にご相談くださいね。
安心できる住まい選びを、一緒にサポートさせていただきます。

こんにちわ
「本気不動産」の佐藤です

 

休日はいつも天気が悪いので

少しだけバイクで遊んできました

 

今日は全然寒くなかった☀️

少しだけでもリフレッシュできましたよ😊

 

どうも、本気不動産の佐藤です!

「内覧って、どこを見ればいいの?」「チェックポイントが多すぎて不安…」
そんな声、日々たくさん届きます。実は、内覧の時に“見るべきポイント”をきちんと押さえておけば、住んだ後の後悔をグッと減らせるんです。

今回は、マンションの内覧時に確認しておくべきポイントと注意点を、具体的に解説していきます。これから物件を見に行く方は、この記事をチェックリスト代わりに使ってみてください。


内覧の基本の流れと見るべきポイント

1. まずは室内のチェックから

  • 玄関の収納スペース  家族全員分の靴が収納できるか確認しましょう。ブーツやスニーカーなど、かさばる靴が多い方は特に注意。

  • リビングの広さと家具の配置  テレビやソファの配置が現実的かどうか。間取り図では分かりにくい「動線」も、実際に立って歩いてみるのがコツ。

  • バルコニーの状態  日当たり、景色、そして手すりや床面の劣化状況を要チェック。意外と劣化が早く、修繕費の対象になりやすい部分です。


2. 水回りと設備のチェックは入念に

  • 冷蔵庫・洗濯機スペース  寸法が合うかはもちろん、搬入経路が確保されているかも重要です。特に廊下の幅は忘れずに。

  • 換気扇やレンジフードの音と動作  作動音がうるさいと交換が必要になるケースも。経年劣化の目安にもなります。

  • 結露や収納の状態  各部屋の窓周辺に結露跡がないか、収納内部がカビ臭くないかなど、湿気対策の状態をチェックしましょう。


3. 共用部分もしっかり確認

  • 廊下・エントランスの管理状況  清掃状態、掲示物の更新頻度などから、マンション全体の管理レベルが見えてきます。

  • 掲示板やトランクルームの使用状況  住民のルール意識や使用頻度が垣間見える場所。共用部分のマナーは快適な生活に直結します。

  • 宅配ボックスや郵便受け  通販利用が多い方は宅配ボックスの有無・容量も重要。防犯対策にも影響します。


内覧後の判断と購入に向けての準備

4. 感覚とコストのバランスを見極める

  • 第一印象は意外と当たる!  「なんかしっくりくる」と思った物件は、実際に住みやすいことが多いです。迷ったら印象を優先してもOK。

  • リフォームのコストをざっくり計算  気になる箇所があれば、内装のグレードアップにどれくらいかかるかプロに聞いてみましょう。

  • 後日確認もOK  内覧時にすべてを判断せず、必要な書類や追加調査は後日、不動産業者を通じて確認するのが安心です。


5. 最後は「購入条件の確認」と「決断力」

  • 譲れない条件の整理  駅距離、陽当たり、階数、学校区など、事前に優先順位をつけておくと判断が早まります。

  • 妥協ポイントは早めに割り切る  100点満点の物件はなかなか出会えません。60点→80点に近づける視点が大事。

  • 早めの決断がチャンスを掴む  人気物件は即決されるケースも。判断材料を明確にしておけば、迷わずGOサインを出せます。


購入後の生活イメージも忘れずに

  • 買い物はネットと実店舗の使い分け  食品や日用品はネットが便利ですが、家電や家具などの高額品は実店舗で現物確認がおすすめです。

  • ガジェットや趣味の買い物も生活に影響  新居での生活スタイルに合わせて、必要なアイテムを選定。ネットと店舗、どちらが得かはケースバイケースです。


まとめ|マンション内覧で見るべきポイントは「生活をイメージできるか」

マンションの内覧では、「今の状態」だけでなく、「将来の生活」がイメージできるかが大切です。
気になる部分は遠慮せず質問し、納得できるまで確認しましょう。不動産業者も、皆さんの納得購入をサポートするパートナーです。

失敗しないマンション選びは、内覧の質がカギです!


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ご質問やご相談があれば、いつでもご連絡ください。
“本気”で皆さんの理想の住まいをサポートします!

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

「このマンション、フルリノベーション済みって書いてあるけど、本当に“リノベ”なの?」
最近、お客様からこんな質問をよくいただきます。

結論から言えば…多くの場合、“リフォーム”を“リノベーション”と表現しているケースがほとんどなんです。

今日はそんな「リノベーションとリフォームの違い」から、「本物のリノベをするための注意点」「マンション特有の制約」「売却戦略」まで、まるっと解説します。


リノベーションとリフォームの違いを明確に!

そもそもリノベーションって何?

「リノベーション」とは、住宅の性能そのものを向上させることを目的に行う工事のことです。具体的には以下のような内容が含まれます。

  • 断熱材を新たに吹き付ける

  • 間取りを大幅に変更する

  • スケルトン(骨組み)状態から再構築する

つまり、ただキレイにするだけでなく、「住宅の質」を一段階引き上げるイメージです。

一方、リフォームは?

「リフォーム」は劣化した箇所の修繕や表面的な変更を指します。

  • 壁紙の貼り替え

  • 設備の交換

  • 床材の変更

これらは見た目はきれいになりますが、住宅性能自体は変わりません。だから、広告の「リノベ済マンション」が全部リノベーションか?と言われると、ほとんどが“リフォーム止まり”なのが実情です。


リノベーションで後悔しないための3つの注意点

1. スケルトンリフォームの誤解に注意!

「全部スケルトンにしてフルリノベします!」なんて業者の話、聞いたことありませんか?
でも実際には構造体を残して再構築できる範囲には限界があります。

  • マンションの場合、共用部分には手を加えられません

  • 天井・壁の厚みにより、断熱材の施工範囲も制限されることがあります

しっかり事前確認をしておかないと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することに。

2. マンション特有のルールに要注意!

マンションは専有部分と共用部分に分かれており、共用部分に関しては原則手出しNGです。

例)

  • サッシ(窓枠)や玄関扉は共用部分

  • 排水管の接続位置も共用部との兼ね合いで変更不可なケースあり

また、管理規約に「工事は管理組合の許可が必要」と定められている場合もあります。マンションごとにルールが異なるため、しっかり確認しましょう。

3. 専門業者の選定がカギ!

せっかくのリノベーション、トラブルがあっては本末転倒です。
設計から施工まで一貫して対応できるリノベ専門会社の選定がポイントです。

さらに、不動産会社との連携が取れているとベスト。
「この物件なら、ここまで工事できますよ」といった事前情報が得られ、スムーズに進行できます。


構造・配管チェックも忘れずに!

リノベーションを進める際は、「この物件、本当に自由に間取り変更できるの?」という視点も重要です。

  • ラーメン構造:柱と梁で支える→比較的自由度が高い

  • 壁式構造:壁で支える→間取り変更がしにくい

また、水回りの位置変更は、配管の傾斜(勾配)や距離がネックになることも。

「トイレを別の場所に移したい」と思っても、排水経路的に無理…なんてこともあるので、配管の位置は慎重に検討を


リノベ後の販売もOK!ただしポイントは「戦略」

「将来、リノベ済物件として売却できる?」というご相談もあります。
もちろん可能ですが、気を付けるべきは以下の点です。

NG行為をしていないか確認!

  • 共用部分を勝手に工事していないか

  • 管理規約に違反していないか

こういった違反があると、売却時に大きなトラブルになります。事前に管理組合へ申請し、記録を残しておきましょう。

適正な価格設定と売却戦略が重要!

リノベーションしたからといって、過剰に価格を上乗せするのはNG
買い手が求めているのは「利便性」や「デザイン性」など価値のバランスです。

信頼できる不動産会社と連携して、ターゲット層に刺さる販売戦略を立てましょう。


まとめ|リノベは正しく理解して正しく進めよう

いかがでしたか?

「リノベーション=なんでも自由にできる」と思い込むと、後々のトラブルにつながります。
構造の把握・配管の確認・管理規約の確認・専門業者の選定…どれも手を抜けません。

そして、もし将来の売却も視野に入れているなら、売りやすいリノベーションを意識することも大切です。

リノベも不動産も、「正しい理解」と「適切な段取り」が成功への近道です。


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