佐藤竜志 オフシャルブログ -55ページ目

佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は、マンションを購入するときの流れと大切なチェックポイントについて、初めて購入を検討されている方向けにわかりやすく解説します。この記事を読めば、物件選びから引き渡し、そして購入後の手続きまで、全体の流れがスッキリ見えてくるはずです。


ステップ1:まずは家族内で条件をすり合わせる

マンション購入の第一歩は、家族全員の意見をすり合わせることから始まります。

  • 「どのエリアに住みたい?」

  • 「予算はどのくらい?」

  • 「通勤・通学の利便性は?」

  • 「広さや間取りの希望は?」

このような条件をしっかり話し合っておくことで、後の物件探しがグッとスムーズになります。実はここで方向性がブレると、内覧後に「やっぱり違ったかも…」と迷いがちになるんです。


ステップ2:物件情報の収集と絞り込み

次は、ネットや不動産ポータルサイトを活用して物件情報をリサーチ。そして、気になる物件は3〜4件程度に絞るのがベストです。

この段階で信頼できる不動産会社を見つけておくと、プロの視点でアドバイスをもらえます。「たくさん見れば決まる」というよりは、「良い物件を効率よく見極める」ことが大事です。


ステップ3:内覧の準備と実施

内覧は事前に希望日を調整して、できるだけ複数物件をまとめて見るのが効率的。スケジュールがタイトにならないよう、1件ごとの確認時間もしっかり取ってください。

内覧では以下をチェック:

  • 日当たりや風通し

  • 隣室や上階からの音

  • 設備の劣化具合

  • 周辺環境(騒音・交通・スーパーの距離)

担当営業さんが同行してくれるので、気になったことはその場で聞いておくと安心です。


ステップ4:購入申し込みとローンの事前審査

「この物件に決めた!」となったら、購入申込書の提出と住宅ローンの事前審査に入ります。申込書を出すことで「この人が本気で買いたがっている」と売主側に伝わります。

住宅ローンの審査は、年収や勤務先、他の借入れなどが見られるので、事前に書類の準備をしておきましょう。


ステップ5:重要事項説明と売買契約

ローン審査が通ったら、次は不動産会社からの重要事項説明を受けます。ここで「その物件の法的な内容・注意点」などをしっかり確認。疑問点があれば納得するまで聞いてOKです。

その後、売買契約を結びます。契約書には特約事項が書かれている場合もあるので、署名前にしっかり読みましょう。


ステップ6:ローン契約と引き渡し

ローン本審査が通れば、金融機関と金銭消費貸借契約(ローン契約)を結びます。契約後に資金が実行され、いよいよ物件の引き渡し日が決定

このとき、住民票の移動や印鑑証明、火災保険の加入など、必要な手続きがいくつかあるので、漏れなく準備しましょう。


ステップ7:引っ越し・リフォームと確定申告

無事に物件が引き渡されたら、いよいよ引っ越し。必要があればこのタイミングでリフォームを行うとスムーズです。

また、購入の翌年には確定申告で住宅ローン控除の申請をお忘れなく。不動産取得税の申告や納付もありますので、購入後のスケジュールにも注意が必要です。


ステップ8:購入後の生活を楽しむために

新しい暮らしが始まったら、日々のルーティンを整えることも大切です。

  • 朝の運動で健康をキープ

  • ワークスペースを整えて仕事効率UP

  • 家計管理や資産運用も視野に入れる

購入して終わりではなく、その先の「暮らしの質」をどう高めていくかが、マイホーム成功のカギです。


まとめ:マンション購入の成功は「準備」と「選択」の積み重ね

マンション購入は、一つひとつのステップを丁寧にこなすことが成功への近道です。焦らず、でもタイミングを逃さず、家族と未来を見据えた選択をしていきましょう。


関連リンク:


ご相談・内覧予約はいつでもどうぞ!
あなたの理想の住まい探し、本気でサポートします。

 

 

 

火災保険と地震保険、何がどう違う?賃貸・持ち家問わず必要な保険の基本から、補償範囲、選び方、注意点までを不動産のプロが徹底解説します。


こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は、住まいを購入する際に「必ず」考えてほしい火災保険と地震保険についてのお話です。

「火事にしか使えない保険でしょ?」「地震保険って必要なの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
でも実は、これらの保険がどれだけ生活と資産を守ってくれるかを知っておくことは、不動産を所有する上で欠かせません。


火災保険の基本と適用範囲

火災保険は“住宅を守る基本の保険”

火災保険は名前の通り「火災」に対しての補償が中心ですが、それだけではありません。
水漏れや雨漏り、落雷、風災、盗難などにも対応できる住宅総合保険としての側面を持っています。

さらに、賃貸でも持ち家でも加入が基本。火災による被害は、誰にとっても突然起こりうるものです。


火災保険の歴史は江戸時代から?

実はこの保険の考え方、ルーツは江戸時代の長屋にあります。
密集していた住宅で火事が起これば、被害が広がるのは当然。だからこそ、「自分の家は自分で守る」という意識が昔からあったんですね。

その精神は、現代の火災保険にも受け継がれているというわけです。


火災保険で補償されるのは「火災だけじゃない」

火災保険でよくある誤解は「火事の時しか出ないんでしょ?」というもの。実際には、

  • 給排水の事故による水漏れ

  • 屋根の破損や風災

  • 内装の損傷 なども補償対象になることがあります。

ただし、補償範囲は保険会社やプランによって異なるので、しっかり確認が必要です。


地震保険の重要性と制限

地震保険は“生活再建”のための保険

火災保険とセットで加入することが多いのが地震保険
この保険は、地震そのもの、あるいは地震が原因となる火災・津波などによる損害に対応します。

ただし目的が異なり、生活を再建するための保険として設計されているため、支払い限度額にも特徴があります。


地震保険は「全額補償」されない

ここで注意したいのが、地震保険は火災保険と違い保険金が最大でも火災保険の半分までしか出ません。

理由は簡単。地震は被害が広範囲かつ甚大になる可能性があるため、全額補償では保険制度そのものが破綻してしまうからです。


「どこで起きてもおかしくない」今こそ加入を検討すべき

近年は全国的に地震のリスクが高まっています。
地震保険は「必要なときにはもう加入できない」こともあるため、住宅購入と同時に検討するのが理想的です。


火材(家財)保険ってなに?

火災保険や地震保険の話になると忘れがちなのが、「家の中の財産」を守る火材保険(家財保険)

これは、家具や家電、衣類などに対しての補償をしてくれる保険で、火災時などに買い直すための資金をカバーしてくれます。

  • 補償対象にはテレビ、冷蔵庫、ベッドなども含まれます

  • 家族構成に応じて保険金額を設定できます

  • 不意の事故(落下や破損)にも対応することがあります


保険の選び方と注意点

保険は“内容重視”で選ぶ

保険を選ぶ際のポイントは、「保険料の安さ」ではなく中身の充実度です。
安くても必要な補償がなければ意味がありません。オプション内容や免責事項までしっかり確認しましょう。


保険詐欺や悪徳業者に注意!

「壊れてもいないのに保険で直せますよ」なんていう甘い誘いには要注意。
保険の使い方を間違えると、後で保険が使えなくなったり、詐欺で加担扱いになる可能性もあります。

保険の内容や申請は、必ず保険会社に直接相談することが基本です。


保険は“継続すること”が大切

住宅ローンが終わったら保険も解約、という方がいますが、それは非常にリスクが高いです。
住宅が古くなっても、火災や地震のリスクは減りません。むしろ増す場合も。

更新の際には見直しを行い、必要に応じて内容を変更していくことが大切です。


まとめ:保険は「自分と家族の生活」を守る防波堤

火災保険も、地震保険も、そして火材保険も、「もしも」の時に生活を守ってくれる最後の手段です。

どれも義務ではありませんが、入っておくことで得られる安心感は何にも代えがたいもの。
住宅購入とセットでしっかり検討し、後悔のない選択をしましょう。


関連リンク:

 

 


この記事が「保険ってよくわからない…」という方の参考になれば嬉しいです。
それではまた、本気不動産の佐藤でした!

みなさん!こんにちわ

「本気不動産」の佐藤です!

 

本日は札幌北店で仕事しています😊

北店は地下鉄「麻生」駅徒歩3〜4分の立地にあります

 

立地が良い=誘惑が多い

 

赤と黄色の誘惑に負けて、マクドナルドに行ってしまいました💦

 

全然痩せません🤭

 

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は、「玄関」の設計とデザインについて、家づくりで後悔しないための大切なポイントをお話しします。
玄関は単なる通り道じゃありません。家の“顔”であり、暮らしの“入口”。
見た目の印象も使いやすさも、どちらも大切にしたい場所です。


玄関は“家の顔”|面積と設計の重要性

まず大前提として、「玄関の広さ」は本当に大事。
訪れた人が最初に目にする場所でもあり、毎日家族が行き来する動線でもあります。

家族が多いと、朝の出勤・通学のタイミングで靴が散乱しがち。
その場で子どもの靴を履かせたり、荷物を一時的に置いたり…そんなシーンを考えると、玄関の幅と奥行きにしっかり余裕を持たせる設計が理想的です。


吹き抜け玄関のメリット・デメリット

「吹き抜け玄関」は、開放感を出すのにピッタリなデザイン。
でも「掃除が大変そう…」「冬場寒いのでは?」という声もあります。

最近の住宅は断熱性能が高くなっているため、寒さの心配は少なくなっています。
照明の掃除も、設計段階でアクセスしやすい位置にすれば問題なし。
ただし、間取りとのバランスを考えた上での導入がポイントです。


玄関ポストはどこに?|外気を遮断する工夫

よくあるのが玄関ドアに内蔵されたポスト
これ、実は注意が必要なんです。

バネが弱くなると、そこから外気が侵入する原因になります。
冷暖房効率を考えるなら、ポストは玄関の外側に独立して設ける方がベターです。


デザイン性と機能性の両立|かまち・シューズクローク・アプローチ

かまちはL字でラクラク

玄関の「かまち」のデザインにも注目しましょう。
L字型にすると、靴の出し入れがしやすくなりますし、空間が広く見えるという視覚効果もあります。

シューズクロークの配置は動線命

最近人気なのが玄関直結のシューズクローク
「玄関から靴を脱いで→そのままクロークへ→リビングへ」という流れがスムーズにできるように設計すると、かなり快適です。

ポーチ・アプローチは“家の第一印象”

アプローチやポーチのデザインも大事。
傘をさしたり閉じたりできるスペースがあると便利ですし、雑草や汚れが目立たない素材選びと定期的な掃除も印象アップの鍵です。


プラスαの工夫で“玄関の格”が変わる

センサーライト&電子キーで快適に

夜の帰宅時、自動で点灯するセンサーライトがあると安心です。
電子キーもおすすめで、鍵を探す手間が省けて時短にもなります。
スマホ連動型も便利ですが、シンプルなボタン式の方が誰でも使いやすいですよ。

ドマの活用と床暖房

玄関横の「ドマ」スペース、ここをうまく活用すれば収納の幅が広がります。
ベビーカーやアウトドアグッズを置くのに最適で、床暖房を入れれば靴が乾いて冬も快適です。


最後に|玄関は“清潔第一”

いくら設計が良くても、汚れていたら台無しです。
落ち葉や砂、靴のニオイ…こまめに掃除して、常に清潔に。
それだけで、家の印象がぐっと良くなります。


まとめ:後悔しない玄関づくりのために

玄関は「家の第一印象」であり、「暮らしの基点」です。
機能性・動線・デザイン・清掃性…どれもバランスよく考えることで、毎日の暮らしが豊かになります。

家づくりの際には、「なんとなく」ではなく、玄関にこそこだわりを!


\本気で考えるなら、相談ください/
玄関設計や注文住宅の相談は、本気不動産までお気軽にどうぞ!


▼関連リンク

 

 

 

中古住宅購入を検討中の方必見!リフォーム費用の相場と優先順位を本気で解説。水回り、内装、暖房設備、スケルトンリフォームまで、後悔しないための計画術をお届けします。


こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今回は「リフォームの費用感と優先順位」について、住宅購入を考えている方向けに、プロ目線でお話ししていきます。

中古住宅を購入する際に避けて通れないのがリフォーム。
でも実際、いくらかかるの?どこから手をつけるべき?そんな疑問にお答えします。


1. 内装リフォームの費用感とコツ

まずは、表層部分の内装工事から。

床・天井・壁紙のリフォームは比較的安価で、費用の目安は100万~150万円程度
使用する床材によって金額は変わります。例えばクッションフロアは低価格ですが、耐久性に難ありなので長い目で見るとオススメしません。

ポイント:
・フローリングの素材選びが金額と使い心地に直結
・ドア交換は内装工事と同時がベスト(効率もコストも◎)


2. 水回りのリフォーム費用と耐用年数

リフォームで一番注目されるのが水回り。
キッチン・お風呂・洗面台・トイレの4点セットで200万〜250万円が目安です。

  • キッチン:90万〜100万円

  • お風呂:90万〜100万円

  • 洗面台・トイレ:各20万〜25万円

15年~30年のサイクルで交換を検討すれば十分。
ただし、ハウスクリーニングだけで綺麗になる場合もあるので、状態をしっかり見極めましょう。


3. 暖房・給湯設備のリフォームはタイミングが重要

  • 給湯器や暖房ボイラー:30万〜35万円

  • 暖房+給湯の一体型:約70万円

  • ハイブリッドガス型(省エネ型):70万〜80万円

購入と同時に交換すると、後々のトラブルも減り、効率的です。


4. 大規模リフォーム「スケルトン」の費用感

「全てを一新したい」という方には、スケルトンリフォームという選択肢も。

  • 費用目安:1,500万〜2,000万円

マンションをまるごと新築同様にしたい方にはおすすめですが、費用も新築並みにかかります。


5. その他のリフォーム:窓・ドア・バリアフリー

  • 窓交換:10万〜30万円(サイズにより変動)

  • ドア交換:1箇所あたり約10万円

  • ガラスだけの交換も可能ですが、枠の汚れも要確認です。

バリアフリー対応では手すりの設置が主流。

  • 手すり:1箇所あたり5万〜10万円

  • スロープ設置は現実的に難しいため、手すり対応が推奨です。


6. リフォームの優先順位と資金計画の立て方

優先順位の考え方:

  1. 内装(床・壁紙・天井) → 入居前に済ませたい

  2. ドアや窓 → 内装工事にあわせて

  3. 水回り → 使用状況を見て段階的に

  4. 暖房・給湯器 → 購入時にまとめて交換がおすすめ

資金計画のポイント:

  • リフォームローンは金利が住宅ローンより高め

  • 可能であれば住宅ローンに組み込んで一括で計画する方が安心

  • 長期的な視野で無理のない返済プランを立てましょう


まとめ:リフォームは「予算」と「順番」が命

住宅購入において、リフォームの計画は非常に重要です。
「あとからやればいい」は意外と難しく、結果的に費用も二重にかかることも。

購入と同時にリフォームを計画し、住みながらのストレスを最小限にすることが、満足度の高い住まいづくりにつながります。


関連リンク:


この記事が「リフォームってどこから手をつけたらいいの?」という悩みのヒントになれば嬉しいです。
またお会いしましょう。本気不動産の佐藤でした!