ジムにはセガール風な髪型の男が多い。
どうもヤスオです。
ふら~っと本屋に立ち寄ったら、集めてるマンガの新刊がでてました。
・かくかくしかじか(3巻)/東村アキコ
・ヴィンランド・サガ(14巻)/幸村誠
両方共相変わらずの面白さ!!連続で2回読んでしまいました。
以下、軽めの感想(ちょいとネタバレあるかもしれないです)
かくかくしかじかの方は、笑いと感動のバランスが絶妙すぎです。
作者の自伝的なマンガなのですが、主人公(作者)と今の私とイロイロかさなるところもあり、言葉の一つ一つがグサリと来ます。
主人公明子は、美大を卒業しても無職で、無理やり親の会社でテレフォンオペレーターとして働かされてしまいます。漫画家になりたいけど描く時間がない。大学時代は山ほど時間があったのに遊び呆けていた自分に自己嫌悪してしまいます。さらに、学生時代の絵(デッサン)の師匠に、絵を捨てて漫画家になりたい、と打ち明けることもできず悩み続けます。師匠の夢と自分の夢。この両立はできない。今の自分があるのは師匠のおかげだが、気持ちは完全に漫画家に向いている。。。
あらすじ書いてたら重いマンガみたいな感じですが、かなりポップで明るいマンガですよ。しかし、暑くさせるところはバチッと決めてくれるから不意に涙が出そうになります。すごいな~。今巻の最後のページは反則です。
ヴィンランド・サガは、ヴァイキングを題材に使った重厚な歴史漫画。ストーリー、キャラクター、画力、どれをとっても高水準!!私が唯一売らずに長年集め続けているマンガのひとつです。
今巻は、主人公トルフィンとデンマーク統一王となったクヌートの相反する「正義」が描かれます。神に反し、荒くれ者であるヴァイキングが救われる楽園をつくろうとするクヌート、反対に争いのない楽園をつくろうとするトルフィン。考えは正反対でも同じ「平和」を目指しています。
そしてやっと奴隷編が終わります。正直、このマンガ、こっからが見どころです。今までは序章のようなものですかね?
漫画、いとおもしろし
チャンチャン