梅を漬けてから5日。

ふちのところまで、梅酢があがりました。

蓋をあけると、甘い果実の匂いがぷ~んとたちのぼってきて、梅干しというよりも、スィーツのよう。

この甘い香りの梅漬けを、酸っぱい梅干しに変える分岐点が、赤紫蘇の投入です。

 

最近の赤紫蘇は、軸や茎があらかじめ除去されているものもあり、軸をとる作業が、昔に比べて格段に楽。

「パブロフの梅」化したダンナくんは、赤紫蘇の葉を見るやいなや、塩をまわし入れて、手でゴシゴシと絞るようにして揉みます。

すると、紫蘇から赤茶色の、アクの混じった汁が出てきます。

この汁を捨て、何回か揉んでを繰り返すと、赤紫色のきれいな汁がでてきます。

汁をぎゅっとしぼれば赤紫蘇の処理は完了。

梅酢の中に入れて、これまでより少し軽めの重しを載せれば、梅仕事の第二工程の完了です。

 

後は、梅雨が明けるのを待つだけ。

夏の日差しで土用干しまであと少し。

 

 

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