中華料理を食べた後におそわれる「やっちまった」感って、大なり小なりあるような気がします。
中華って「キャンプのカレーは、すべからく美味い」ぐらいにあたりはずれがなく美味しい。
かつ、フレンチや、タイ料理なんかに比べて、幼少から馴染みがあり、定期的に食べたくなるもの。
でも、残念ながら、油っちかったり、味濃すぎたり、美味しすぎるゆえに量を食べ過ぎたり。
まさに「膨満感」。
うぷっ。
西荻窪の中華の名店「仙ノ孫」は、これまでの「中華あるある懺悔感」からは、対極にある中華です。
医薬同源を地でいく「体に良い。お薬ですから」的な中華。
サンドイッチマン的に言えば「はい、ゼロカロリーです」的な中華です。
前置きが長くなりましたが、この禁酒時代への適合化の一貫として、お店で食べる品質そのままに、お店定番の6品をテイクアウトにした「仙ノ孫のAセット」です。
道すがら「カクヤス」酒屋に寄って、店で一番高い紹興酒を購入。
1本800円。
紹興酒、安っ!
内容です。
ヨダレ鳥 四川水餃子 大山鳥胸肉の黒酢炒め 汁無し担担麺 麻婆豆腐 エビチリ
こんな感じでパッケージされてます。
お店で食べる時には、珍しいもの好きなのもあって、麻婆豆腐をあえて食べないのですが、やはりここのおうちのマーボーは、抜群に美味しい。
すごく体に良いものが、美味しいものに形を変えて、目の前でほかほかしている感じです。
他のお皿もモレなく美味しい。
こういう緊急事態宣言下において「企業努力」という料理人の方の工夫と努力が、美味しいものとして形になって、私達の食卓にテイクアウトができるって、とっても素敵な事だなぁと思います。
関係ないですが、胃が膨れる感じを私は「マンボウ感」と記憶していて、漢字がわからなかったのでググったところ、なぜかヒットせず。
実は、「マンボウ感」ではなく「ボウマン感」だという事がわかりました。
なんか恥ずかし〜。