□参加作品:ブラックボックス(仮)
■作者
深谷直子 NAOKO FUKAYA/アーティスト
■作品の場所
183・ひかる
(明石さんが撮影していたセントラルタワーが見えるところ)
(他候補は、追って後日お伝えします。)
■作品の概要
■コンセプト:
内と外について。
■表現形式:
インスタレーション(黒い小さな家)
■黒い家の特徴
人間ひとり収まる程の大きさの小さな箱。
壁 :外は鏡、内は黒塗り。
床 :人工生花がぎっしりと隙間なく植えられている。
天井 :ない。空しか見えない。
出入口 :出入りするのがやっとの狭くて低い穴。
■作品意図:
人が家に入ろうとすると、自分の姿が見える。
人が家に入ろうとすると、綺麗な花を踏みつけてしまう。
■使用するのに好ましい場所の特徴(どんぐりひろば)
・日当たり良好、人の手が行き届いていない広場。
・交通アクセスが良いとさらに良い。
作品提案のラフスケッチは、来週お見せします。
2005.5.17 tue 深谷直子 NAOKO FUKAYA.
□参加作品:丸い家(仮)
■作者
深谷直子 NAOKO FUKAYA/アーティスト
■作品の場所
096・舟二 (他候補はセレクト中。後日お伝えします。)
■作品の概要
■コンセプト:
柱も床も屋根もない 「家」での生活空間。
「家」の成り立ち、概念へのアプローチ。
「家」が箱であること以外の意味を問う。
■作品意図:
「ここ」には、壁もない床もない屋根も時計もない。
ここには、境界線と土と空がある。
ここの先には、どこまでも続く大地に国境がある。
■表現形式:
インスタレーション
パフォーマンス(イベントとしてスケジュールを組めればする)
→「あるひとりの女の生活の断片」
■主な小道具
人間の3大欲求を満たす器具類(睡眠欲、食欲、性欲)
*ベット、テーブル、浴槽、古布、絵画 など。
■使用するのに好ましい場所の特徴(どんぐりひろば)
・人の手入れの行き届いていない荒れ果てた広場。
・交通アクセスが良いとさらに良い。
作品提案のラフスケッチは、来週お見せします。
2005.5.17 tue 深谷直子 NAOKO FUKAYA.
■ワークショップ案:≪お外で遊ぼう≫
■提案者
ふるかはひでたか/美術作家
■提案の場所
000.ガイドツアーの中のどんぐりひろば
■提案の概要
地区のお年寄りを講師に、昔の遊びの数々を若き親子に
伝授してもらい、共に遊んでもらおうという企画。
お年寄りも、子供も活き活きと交流が持てること請け合い。
なにも芸術家を講師に招くだけがワークショップではない。
食や遊びなど、生活に息づく文化はコミュニティにて培われる。
実は、このテンポラリーなワークショップは、ひとつの実験である。
「遊び文化」を媒介に、ひとつの施設で老人施設と児童保育を
両立させ、コミュニティのハブとなる施設の模索を視野に入れる。
万博の竹ならある。試しに竹とんぼ、竹筒水鉄砲などを作る
企画も可能(でも、刃物は使わない企画の方が無難か)。
分かり易い企画ゆえ、その他諸々、掛かる経費については、
スポンサーも取り易い?(渉外・恒川さんよろしくお願いします)。
ワークショップの記録を資料として添付し、芸術家村構想の企画と
抱き合わせて市へ持ち込む(企画書・武藤さんよろしくお願いします)。
■自由研究型 ワークショップ案:≪雑草万博≫
■提案者
ふるかはひでたか/美術作家
■提案の場所
000.放置型のどんぐりひろば
■提案の概要
自由研究型 ワークショップ案:≪雑草万博≫
~普段、なにげなく見過ごしている都市の自然は案外、国際的だ~
放置型広場マップを作成。子供たちを集めて配布する。
子供たちには、各広場で植物を採集してきてもらう。
持ち拠った植物を材料に、押し花標本の作り方を講習。
後日、また集まって完成した標本を発表する。
自分の標本を図鑑で調べて同定してみよう。
更に、マップ上に採集された標本の原産地の国旗を立てる。
注)温帯地域の国と地域しか網羅出来ません。
注)欧州・北アメリカ・アジアなど、植物の原産地は
国籍では無い為、国自体は恣意的に決定するより他ありません。
■どんぐりツアー案(仮) : ≪どんぐりの背比べ≫
■提案者
ふるかはひでたか/美術作家
■提案の場所
000.ガイドツアーの中のどんぐりひろば
■提案の概要
広場に設置された「どんぐり君プレート」の高さをひたすら測り、
記録して歩くという、無意味な行為を盛り込んだツアー案。
[ ルールブック要旨・(暫定概要抜粋)]
「一条三項。計測においては、「どんぐり君」の鼻の中心を通過す
る垂線を用い、垂線がプレートの上辺と交わる点から、敷地に接地
する点までの距離を測り、それを「どんぐり君」の背丈とする。」
「二条二項。明らかに「どんぐり君プレート」の高さを操作する目的
において、障害物の設置、および不等な地面掘削が行なわれたと
計測者が判断した場合においては、計測者の責任においてそれら
障害を取り除くことができる。」
「二条三項。プレートの錆や汚れなどで「どんぐり君」の鼻の中心
が特定できない場合は、測定不能とし、計測値自体を無効とする。
また、人為的に著しく、「どんぐり君」の鼻の改ざんが行なわれ、測
定の障害となった場合もまた、錆や汚損の例と同様、測定値自体
を無効とする。」
「二条五項。「どんぐりプレート」以外のプレート(管理者プレート等)
を対象に、計測が行なわれたと事務局が判断した場合においては、
事務局は計測値自体を無効にすることができる。」
「三条二項。二条の規定を基に、もしくは、いかなる根拠に拠った事
例であっても、すべて事務局が無効と判断した計測値においては、
計測者もしくは第三者が無効判定に、不服申し立てを行なえる期限
を、無効措置発行後72時間迄と定める。」
…云々。
□参加作品:≪Cultivate≫
■作者
ふるかはひでたか/美術作家
■作品の場所
名古屋市市政資料館にて展示
■作品の概要
参加作品:≪Cultivate≫
~植物と物語をメディアに、50の広場を耕す~
密集リング上、50の広場をサンプルとした標本箱を作成する。
土地という定点のもとに、過去と現在を繋ぎ合わせる。
いつのまに機能を失ってしまった、都心の空地に欠けているのは、
恐らく、人々の「思い入れ」を起動させるに足る意味や物語であろう。
この作品は、人々の意識の上でも「空地」と化してしまった「広場」を
名所化して、土地にまつわる新たな物語の再編に立ち会おうとする
試みである。
[ 方法 ]
・密集リング上の土地にまつわる歴史や説話を集める。
・説話の拾えた場所にある広場を50ヶ所選定する。
・広場を廻って、雑草と土を採取。
・採集した雑草を押し花標本にする。
・屋内展覧会場において、植物標本と説話のカケラを
同一の標本箱に納めた作品、及び、採取した土と、
説話から発想した種を展示。
・展覧会を訪れた観覧者には種とマップを配布し、
広場を巡る「緑化ウォークラリー」を呼び掛ける。
・また、広場にまつわる「物語」を期間中、各広場の掲示板に掲示。
・会期終了後、採取した土で植物を栽培。苗を広場へと返す。
ふるかはひでたか(2005)
2005/5/17分科会
大名古屋展-どんぐりひろば企画分科会 2005/5/17(火)20:00-
カフェ・ジーベックにて
出席者・清水、恒川、宇野、横関、明石、中野、山田、吉村、小林、吉川、タナカ、
ふるかは、深谷、小栗、土井、中宇禰、内村(新規参加)、小川(新規参加)、
鎌田(新規参加)、兼松(新規参加)、金子(新規参加)、武藤
■今回は新規参加の方が5名の上、出席者が22名となるなど、
過去にない盛り上がりを見せました。
■プロジェクトについて
・深谷さんから2つのプロジェクトの説明。
・明石さんからどんぐりおじさんプロジェクト案の説明。
・椙山女学園大学CIA見聞会・学生チーム「シード」 から、いくつかの提案の説明。
・ふるかはさんから「どんぐりの背比べ」の説明。
・ダンサーのタナカさんからのパフォーマンスの説明。
・鎌田さんからどんぐりひろばに巣箱をという提案の説明。
・武藤より市民芸術村構想@どんぐりひろばの説明。
がありました。
ビルド系・アンビルト系を問わず提案続出です。
各提案の詳細については、ブログにて。
■参加の呼びかけについて
アーティスト、作家、建築家、デザイナー、ダンサー、パフォーマー、
学生、ボランティア、どんなジャンルでも、
来るものは拒まず、去るものは追わずです。
身近な参加してくれそうな方がいれば、
どんどんお声掛け願います。
注:話題があちこちで分散していたので、
記録漏れがあると思います。
追記のコメントをお願いします。
・次回は2005/5/24(火)19:00-
場所は、カフェ・ジーベック
にて。
興味のある方は、メンバーでなくてもご参加下さい。
■市民芸術村構想@どんぐりひろば
■提案者
武藤隆/名古屋建築会議・NAC
■提案の場所
000.管理が十分に出来ていないどんぐりひろば
000.幼児・児童が近隣にいないどんぐりひろば
000.周辺環境の治安が悪いどんぐりひろば
■提案の概要
名古屋市が名古屋新世紀計画2010に歌う、「市民芸術村構想」は、
名古屋港ガーデンふ頭にある既存の倉庫群が、耐震補強などの維持費に予算が回らず、
そこににイタリア村を誘致したことで、頓挫している。
また、市長が廃校予定の学校を開放したらどうかと言った言わないで問題ともなっている、
いわくつきのプロジェクトである。
20世紀型のハコモノ行政の発想ではなく、遊休施設の再利用という点では、
ガーデンふ頭の倉庫や廃校予定の学校も、使えなくはないが、立地があまりに偏っている。
また遊休施設を探してはいるものの、従来のハコモノ施設を探しているのも事実。
なぜ彼らは、名古屋市中に点在しているどんぐりひろばの存在に気が付かないのだろうか。
「市民芸術村構想@どんぐりひろば」は、500弱あるどんぐり広場のうち、
管理が十分に出来ていないところ、幼児・児童が近隣からほとんどいなくなってしまったところ、
周辺環境の治安が悪く子どもの遊び場として不適当なところをピックアップし、
市民芸術村としてしまう提案である。
土地所有者との調整による期間限定で仮設の、半屋外アトリエ、展示スペース、各種教室や工房、
ライブラリー、ショップなどを市内に点在させるという
スクラップアンドビルドではない、市民芸術村構想である。
現在のどんぐりひろばが一年ごとにその数が増減していることを、
そのまま踏襲し、この市民芸術村は、一ヶ所のどんぐりひろばには、
一年間しか留まらず、必ず市内を点々とすることを原則とすれば、
逆に市民に対して、日常的に芸術に触れる機会を増やすきっかけともなる。
また、管理についても、現在のどんぐり広場のシステムをそのまま踏襲し、
土地所有者と管理者を分離しつつ、指定管理者制度を利用しながらも、
一度苦渋を飲ませてしまった、旧アートポート関係者に、
名古屋市が改めて頭を下げ、その任に当たってもらうより、
他はないだろう。
同じ名古屋市の交通局から、ユリカあるいは1日乗車券を、
地図をプリントした、市民芸術村構想のチケットとして発行することで、
車中心の社会の名古屋において公共交通機関利用の促進と、
税収アップも見込むことが出来る。
■どんぐりひろば・どんぐりおじさん・防犯ブザー・人体通信・ダウンロード・どんぐり小屋
■提案者
明石裕伸/名古屋建築会議・NAC
■提案場所
全てのどんぐりひろば
■提案の概要
どんぐりひろばにどんぐりおじさんを常駐させ、
人体通信を利用したゲームと防犯ブザーを兼用したデバイスとすることで、
子どもたちとどんぐりおじさんのコミュニティを形成しつつ、
地域の防犯にも役立てるという提案。
□常駐する有用性
管理・ 防犯・ 良好なコミュニティの形成
交番のような存在・おまわりさんは防犯が主目的
どんぐりおじさんは、コミュニティ形成が主目的
でも、実は防犯の効果も大
□どのようにコミュニティの形成を図っていくか
1.こども
・ 防犯ブザー(みんな持っている、または必要がある)とゲームソフトを組み合わせる
・ダウンロードなどの通信手段として、人体通信(別紙資料参照)を利用する
・人体通信の「接触する」というところがミソ
・ゲーム感覚のあった昔の駄菓子屋のような雰囲気になるとグー
ex.) キャラクター対戦型、勝ったら相手のキャラいただき系のソフト
ゲームに参加するには、まず、どんぐりおじさんと握手しなければならない
コントローラーは防犯ブザー、みんなが見ることのできるディスプレイが備えてある
何人でもできる、信号は体を通じて伝わる
対戦で勝ち取る以外にキャラをゲットする方法は・・・
他のどんぐりひろばのどんぐりおじさんと握手しよう、ダウンロードされる
どこのどんぐりひろばにどんなキャラがあるかって?
それは、どんぐりおじさんに聞こう
でも、気をつけて、君との相性でキャラが強かったり弱かったりするからね
ショッカーのキーキー言っているような雑魚キャラもある
彼らだってバカにしてはいけない、たくさん集まればそれなりに役目を果たす
雑魚キャラはダウンローダーからまとめてダウンロードする
実は雑魚キャラは有料、お金を入れてボタンにタッチする
お金の代わりに空缶やペットボトルを集めてきて入れてもOK
ソフトを替えれば、どんぐりおじさんと子供たちとの接触の仕方もいろいろ
その他有料(または空缶など)で音楽や飼育系などの各種ソフトのダウンロードもできる
防犯ブザーのメンテナンスなどもどんぐりおじさんの仕事
2.お年寄り
どんぐりひろばに誰かがいるだけで十分
□どんぐり小屋
以上の機能を有するどんぐり小屋が必要
この小屋は環境面も配慮したもの
どんぐりひろばが不変のものではないため、仮設性が必要
さまざまなどんぐりひろばの形状に対応するための柔軟性も必要
経済的であること
■その他
1.事業主体 名古屋市
2.経費的なこと
・防犯ブザーは名古屋市が支給して、各小学校にて配布
・どんぐりおじさんの人件費
・どんぐり小屋建設費
・システム開発費及び維持費
・どんぐり小屋での各種ダウンロードサービスの収入
(高いものもある、お年寄りが孫のために購入)
・広告収入
(どんぐりひろばのネットワークを生かせば効果的な広告になる)
3.人材
地域のお年寄り(管理人である場合もある)
■絵を描くどんぐりひろば
■提案者
武藤隆/名古屋建築会議・NAC
■提案場所
すべてのどんぐりひろば
■提案の概要
まず、475ヶ所のどんぐりひろばに、
同じ大きさの和紙をそれとなく置いておく。
一定期間を置いてその和紙を回収し、
番号順に並べ展示する。