ぐりとぐらの作ったものは。。 ～guriguracafe

日本の大ベストセラー絵本「ぐりとぐら」と聞けば、

「ホットケーキを思い出す」という方も結構多いのではないでしょうか。

でもこれは不正解、ぐりとぐらの作ったものは正確にはカステラです。

森のみんなと分けて食べてましたね～o(^▽^)o

ある週末、京都を散歩していた私は、この店の看板を

見て、急にホットケーキが食べたくなり（私も間違っていました）

即店を目指しました。が、しかし店にはホットケーキカステラ

はありませんでした。

　こんなかいらしい外見のお店です(^O^)/

少しがっかりしながら、店の人にお勧めを聞いてみると

日替わりおまかせ定食の「おうちごはん」が最後の一つ

ですとのこと。これは食べておかなくてはなりません。

で、登場したのが、この「おうちごはん」

この店の一番人気で閉店までに、いつも売り切れるそうです。

＊私が店に来たのも１６時でしたから。

この日の内容は「れんこんのつくねのせ揚げ、ごぼうの梅煮、

しめじと春菊のおろし合え、長芋といんげんの味噌汁、gurigura-tofu」　

なるほど、がっかりした分を取り戻す以上のものがありました。

これは人気があるのも、うなづけます。見た目のかわいらしさ

もうけそうですし、「主菜と副菜２品＋味噌汁」のバランスも

丁度いいと思いました。最近はカフェごはんが流行っていますが、

この店も正にその流れといえるでしょうね。次回はスイーツ

も食べてみたいです。

＊場所は、京都の四条麩屋町下がるです。

特においしかったのは、やはりつくねのせ揚げかな～о(ж＞▽＜)ｙ ☆

アキマシテオメデトウ ～ボビーオロゴンが２人？

そう、その男は私が尖沙咀に到着した時、いきなり声を

かけてきたのでした、「アキマシテオメデトウ」と

注）この日は２０１０年元日です。

見ると、大柄な黒人が立っていました。もしや、この外見、

変な言い回しの日本語。。ボビーオロゴン？いやそんなはずは。

こんなとこにいるわけありませんよね、これは偽者だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　本名　近田（こんだ）ボビー

　：　アキマシテじゃなくて、”明けまして”だよ

ボ　：　お～あなた、日本人ですね

　：　（あ、こいつ当てずっぽうに日本語で声かけたな）

　　　　あれ？日本人に見えた？（ちょっとうれしかったりして）

ボ　：　日本人のあなたは、時計に興味ありますね

　：　何？時計、あ～偽物ね、ないない興味ない

ボ　：　そんなことない、日本人みな時計大好きね

　：　あんた日本語うまいね～、どこで勉強したの？

　　　　ボビーオロゴンに似てるって言われたことある？

ボ　：　日本語は、ここでこうして日本人と話して勉強。

　　　　ボビー・・・何ですか？私は日本人大好きな時計

　　　　あります。いろんな時計あります、見て見て

　：　見るってここで見るわけじゃないんだよね

ボ　：　お～やはり時計好きね。すぐ近くよ、すぐそこ

　　　　一緒に行きましょう。

　：　（どうしようかな～このままついて行って、重慶マンション

　　　　　の中とかに連れ込まれたら、帰れなくなるかもしれんし。

　　　　　いやでもここは、潜入捜査しておく必要あるのでは？）

　　　　うん、じゃあちょっとだけ見せてもらおうかな。

　注）良い子のみなさんは、真似しちゃだめですよ。

てなわけで、偽ボビーに連れられてネイザンロードを歩きました。

心配していた重慶マンションではありませんでしたが、そのほぼ

向かいにある、その名も「時計城」という時計屋さんが多数入居

している商業ビルに入っていきます。なんという大胆な場所で商売

してるんだ。ビルは正面から入りましたが、その後はエレベーターに

乗って、入組んだフロアをいろいろ歩かされました。これは一人で

帰れないかも　(￣□￣；)

＊エレベーターが隔階止になってるせいもあるんですが

　：　ところであんたどこの人？なんで日本人相手に商売を？

ボ　：　私はパキスタンね。日本人は英語も話せるから会話便利。

　：　（嘘つけ、偽物に簡単に金払うからだろうが）

かなり歩いた後、ビルのとある一室へ連れていかれました。

これって、中でボビーの仲間が待ち構えてて、買わないと帰して

もらえないんじゃ？日本の布団とかのキャッチセールスなんか、

正にこのパターンですもんね。

＊無事脱出しましたが、過去に潜入捜査済みです

部屋に入る前には周囲をキョロキョロして、厳重に鍵をかけます。

いよいよ怪しくなってきました、が。。部屋には仲間はおらず一安心。

ここからは、もう感心することしきりでした。先ずは日本の有名

時計雑誌を見せられます。その雑誌の中から欲しい時計

を言えとのこと。この中のどの時計があるのかと聞くと、「ほとんど

ある」との答え。面倒だから全部見せてよと言うと、出るは出るは、

まあ部屋にこれでもかというくらいの、偽物ブランド時計のオン

パレードです。ロレックスに始まり、ブルガリ、カルティエ、シャネル、

タグホイヤーなどなど、私の知らないブランドも盛りだくさん、

わんさかんさでした。すごいな～と思っていたところに、部屋の鍵

を開ける音が、仲間の登場です。さらに怖そうなボビー２号が

来ましたよ～、これはもしや「Ｉｔ’ｓ　a　ピ～ンチ」な状況

だったりして。ここにきて、かなり後悔(TωT)

ボ２　：　お～お客さん、どんな時計が好きですか？あ、

　　　　　これなんか今日本で人気の新作ね

　　：　（むひょ～、ボビー２号は１号よりさらに日本語うまいな。

　　　　　　しかも、時計のトレンドにめちゃくちゃ詳しいし。こういう

　　　　　　人たちが国際競争で生き残るんだろうな～）

　　　　　　いい時計だと思うんだけど、あんましお金ないんだよね。

ボ・ボ２　：　そんなことないね、日本人はお金持ちね。この時計全然

　　　　　　　高くないよ～どれが好きですか。何個でもいいよ。

　　：　まあ、見た目格好いいとは思うけどね、壊れたら困るし

ボ・ボ２　：　大丈夫、大丈夫、保証するね

　　：　こらこら、どうやって保証するねん。

結局、身の危険はなさそうだと感じたので、酢の蒟蒻のと言った

挙句、頑張ってセールスしてるので、なんか可愛そうかなと思い、

１個だけ記念に買うことにしました。日本で偽物の電池交換と

いうのもマヌケなので、オートマチック（なんと自動巻きも充実の

ラインナップ）に決定。日ごろ会う日本人たちは羽振り良く買って

いくらしくて、私のせこさにかなりがっかりしていた様子でしたが、

「また日本人に売って儲けてね」と元気づけて、彼らと別れ

ました。入る時は心配した帰りのルートも問題なく、ビルの入り口

までちゃんと送ってくれました。

以上、新年最初に会話した相手は、パキスタンからやって来た、

偽ボビーオロゴン二人組でした。

でも、本当にパキスタンかは？？う～む　:*:・(￣∀￣)・:*:

ま、それなりにおもしろかったからいいか～

＊ちなみに本物のボビーは、ナイジェリア出身

以上、偽物時計密売現場への潜入捜査完了しました。

　結構よくできてます。自動巻きはですね。。(｡＞0＜｡)

二代目けいすけ海老そば外伝

東京駅地下一番街の、東京ラーメンストリート（全部で８軒）

内に、このお店はあります。なんか変わった名前ですが、高田馬場

に本店のある、「甘エビと白醤油の海老ラーメン」が売りの

「二代目海老そばけいすけ」というお店の進化型だそうです。

なんか、TMレボリューションの進化型「the end of genesis

T.M.R. evolution turbo type D」を彷彿とさせるネーミング

（どこが）ですね。

この東京駅限定というお店では、元々の甘えびを伊勢海老

に進化させていまして、スープを味わいますと、濃厚な伊勢海老

の味が実感できます。従来のラーメンとは一線を画した

新ジャンルという感じがします。主なメニューは伊勢海老そば・

海老そば・濃厚えびつけめんなどがありますが、今回は伊勢海老

そばを選択しました。ラーメンが運ばれてきていきなり驚くのは、

球体を斜めにカットしたような形の器です。他にも海老を使った

サイドメニューが揃っており、なかなかにおもしろいお店と思います。

ラーメンが斜めに傾斜した器で登場します(・∀・)

　　　　スープで伊勢海老が実感できますよ～о(ж＞▽＜)ｙ ☆

中国で実感、日本携帯電話メーカーの凋落

中国で第一にして最大の難関はやはり中国語でした。

ただこちらの方は、良い家庭教師ユキさんに、めぐりあえた

こともあり、順調に勉強が進んでおりました。元々語学は好き

だったんですが、勉強の後は食事も作ってくれるという、優しい

ユキさんのおかげで、中国語はかなり好きになっていました。

赴任当時は完全な雑音だった中国語が、だんだんと言葉に

変わってきた時（３か月はかかりました）は本当にうれしかったです。

そして第二の難関と目されたのが、そう携帯電話です。

日本でも当時は、かなり普及していた携帯電話ですが、

私は携帯不要論者でした。日頃は自宅と会社の往復だけだし、

通勤電車では使用不可、また毎日残業続きだったから使う

時間も無いというのがその論拠。加えて頻繁に連絡とりたい

友人もいませんでしたし(ﾉ_･｡)

しかあし、駐在員は日本と常時連絡とる必要ありますから、

携帯を持たないわけにはいかず、中国で携帯デビューする

ことになったんです。これは中国語並みにどうしようかしらと

心配しとりました。が、結果的には心配とは裏腹に、それほど

難しくなかったんです。こちらもユキさんに少しお世話に

なりましたが、説明書は読まなくてもよいくらいでした。

中国の携帯は世界仕様、つまり日本携帯のような

ゴテゴテした機能が無く、逆に言えば使いやすかったわけです。

基本は通話・短信（メール）のみ、とっても実用的です。

＊当時カメラ機能は、高級機種にのみ搭載されていた。

まあメールだけは、慣れるのに時間がかかりましたが。

漢字変換の方法が何通りかあるんですが、一般的な

変換方法は、先ずピンインを入力、それから声調を選択して

初めて変換候補の漢字が表示されるというもの、つまり

ピンインと声調が分かってないと、メールを打てないということ

になるんですね。逆に言えば、メールを打つことで中国語

の勉強にもなるわけなんですが。まあ、メール打つ相手もいない

ことだし急ぐ必要ないやと思っていたのは束の間。

寂しがりやの上司＝蛤蟆からの「夕飯お誘いメール」を

じゃかじゃか受信することになるのでした。

まあおかげで、携帯電話に対するアレルギーも無くなり、

帰任後は日本でも携帯を持つことになるんですが、中国では

無かったような訳の分からない機能が多そうで、少し心配しました。

駐在中の使用機種は、モトローラに始まり、LG・三星と

世界シェアの高いメーカー３社に触れていたので、唯一経験が

なかったノキアを選択しました。これだと基本的な機能はあまり

変わらないと考えたからです。結果、デコメが受信できないという

問題は残りますが、なんとか日本で携帯使えています。

この経験で感じたことは、日本の携帯メーカーは日本という

狭い市場のために高機能携帯を開発し続けて、結果日本

でしか通用しない機種ばかり生産しているということ。

高いばかりで、その機能が使えない海外では売れるはずも

ありませんよね。現にその後の日本メーカーの状況を見て

いると販売減に耐えられないところが合従連衡せざるを

えないようになっています。きっとこれからもメーカーの数を

減らしていくことでしょう。

やはり戦略がしっかりしているメーカーが生き残ることに

間違いないでしょうが、中国を初めとする新興国の市場を

いかに取りこぼさないようにするかが鍵でしょうね。

参考までに、２０１０年の携帯電話の出荷数シェアは、
ノキアが圧倒的な１位、その後を三星・LGが続いており、

このトップ３で６割以上を占めるという状況にあります。
日本メーカーはトップ１０に１社も入っておらず、前途多難
といわざるをえないですね。

日本では２台続けてノキアを愛用していますが、なんとユキさんも

２台続けて同じ機種を使っています。これも一つの縁ですね(*ﾟｰﾟ*)

クロワッサンザマンド ～メゾンカイザー

なんか仮面ライダーの名前かと思ってしまいますが（私だけか）

メゾンカイザーとは、パリの有名パン職人のカイザーさんという方

のパンを日本で合弁事業で展開しているそうです。

能書きは良いんですけど、いつものように甘い日当を求めて

東京大丸の地下食品売り場で見つけたのが、

このベーカリーでした。

私のものモノ欲しそうな視線に気づいてもらえたのか、

「ご試食どうぞ」と言われいただいたのが、このパンです。

なんでもこの店の人気No.１だそうで、食べてすぐに気に入った

のと、圧倒的なボリュームで即決いたしました。

その名は、「クロワッサンザマンド（これまた強そうな名前で）」

元々、この店はクロワッサンがパリで人気を博しているよう

ですが、これは見たとおり普通のクロワッサンでなくて、

しっとりとした食感かつ、アーモンドクリームの味わいが

たまりませんねん。あと、ここも大事なポイント、はっきり言って

デカイです。これは食べ応えありまくりですよо(ж＞▽＜)ｙ ☆

　長さは２０ｃｍはあろうかという巨漢です。

　はいはい、念のために（なんのためだ？）もう１枚

　最後にアップの写真、迫力満点です。尚、このパン目当てに

　通っておられるファンもいるとか。これは納得ですね。(・∀・)