ダヤン
と年越しカウントダウンして、さらにしばらく夜の
旺角を徘徊したかいもあって?か、朝から香港スイーツ店
を
急襲
するはずが、またまた気持ちよくお昼
に目覚めました。
当然お腹ペコペコですから、ブランチに繰り出すことに。
香港らしいご飯を目指しながら、歩いていた私の目が釘付け
になってしまったのは、大好物・米線
の看板を発見したからです。
香港名物のせり出した看板群と竹の足場。
真中に「過橋米線」の看板が見えますよね。
前回の中華会
でも紹介しました米線ですが、これは雲南省の
名物で、発祥は省都昆明から260kmほど離れた「蒙自」という
街だとされています。この街では、朝・昼・夜と時間帯に応じた
食べ方があるそうです。
朝 : 朝
の基本が過橋米線(うらやましいо(ж>▽<)y ☆)。
熱いスープに、出来立ての水米線(この街ならではですね)を
自分で入れて軽く煮て食べるもの。スープが決め手になる。
米線
とともに入れる具は鶏肉・魚・叉焼・野菜など。
昼 : 涼米線、水米線をゴマダレ・酢・味噌ダレなど10種類以上
の調味料で和えて食べる。朝の熱々米線に比べてさっぱり
した味であり、日差しが強くなる
昼~午後にぴったり。
夜 : 小鍋米線、これは夜しか食べられない。銅の小鍋で、
スープと具を煮てから米線の上にかけた状態で出される。
看板の通り、この店は時間帯に関係なく「過橋米線」を出している
訳ですが、私は「朝食」を食べに来たので、一応上の原則に従った
ということになるでしょうか(実際にはブランチだったんだけど。。)
で、これがこのお店で食べた米線です。都会で多くの客を捌く
ためか上の原則とは違い、最初からスープに米線が投入されて
出てきました。実際にも最近では、蒙自でもさまざまな具をそろえた
従来型以外に一つの具に工夫を凝らしたオリジナル米線が登場
しているようです。
私の選んだのは「雲南ピリカラ味・豚肉米線」でしたが、辛さもほど
よくおいしいこと。毎日、新鮮な米線が食べられるなんて、蒙自の
街に住んでいる方は最高
ですね。いつか訪れてみたい街の一つ
です。後、参考までに蒙自での米線の価格ですが、小さい食堂で
食べれば5元で済むものが、接待用のレストランに行けば180元
もの高級米線もあるそうです。高いのは矢
だけど、
一度は食べてみたいかな。
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さて、今回のブログを読んで、是非食べたいと悔しがっていただいた
方のために、wenhuiさん に紹介いただいた、日本でもおいしい米線
を食べられるお店をお知らせします。場所は秋葉原
なんです
けど、その名もストレートに「過橋米線:かきょうべいせん」というお店
です。*交通機関で言うと、地下鉄銀座線・末広町から徒歩1分
一緒に食べた冷奴も、ピリ辛味でこちらもなかなかいけました(・∀・)
あ~関西にも出店してくれたら、毎週でも通いたいです~。



