1月20日、徳島県阿南市中林町（地図）の海岸にクジラが打ち上げられているのが見つかりました。体長約10mでマッコウクジラとみられています。漁船で曳航したところ、自力で沖に向かって泳いでいったとのことです：

3日前の1月17日には、和歌山県串本町田原（地図）の海岸にザトウクジラが漂着しているのが見つかっています。すでに死んでいました。「ザトウクジラが町の沖の定置網に入るケースはあるが、海岸に打ち上げられるのは珍しい」（串本町産業課）：

ザトウクジラ:死骸、打ち上げられ埋葬串本 /和歌山

ザトウクジラ:死骸、打ち上げられ埋葬串本 /和歌山

毎日新聞　2016年01月19日　23時56分

串本町田原の海岸で17日、死んだザトウクジラ1頭が打ち上げられているのが見つかり。町産業課は「ザトウクジラが町の沖の定置網に入るケースはあるが、海岸に打ち上げられるのは珍しい」と話している。

同課による…

http://mainichi.jp/auth/guide.php?url=%2Farticles%2F20160119%2Fddl%2Fk30%2F040%2F399000c
このところ南海トラフに面した地域にクジラやイルカの漂着や迷い込みが続いています。1月8日には和歌山県田辺市の漁港にイルカが迷い込んでいます。また、1月12日には高知県室戸市の海岸にザトウクジラとみられるクジラの死骸が漂着しています。以下の関連記事を参照して下さい。

http://macroanomaly.blogspot.jp/2016/01/blog-post_20.html

ザトウクジラが打ち上げられる

2016-02-23（火） 20:44

新宮市三輪崎の海岸にザトウクジラの死骸が打ち上げられているのが見つかり住民らを驚かせています。
ザトウクジラの死骸は一昨日の朝、三輪崎漁港近くの小さな島、孔島の磯で近くの住民が見つけました。県と新宮市で調べたところ体長７・６メートルのメスと分かりましたが、打ち上げられた原因はわかっていません。
歯を持たないヒゲクジラ目のナガスクジラ科に属するザトウクジラは、胸ビレが長いのが特徴で、打ち上げられたクジラも大きなヒゲと胸ビレが見られます。近くに住む６０代の男性は「近くの新宮港に迷い込んだクジラは見たことはありますが、死んだクジラを間近に見るのは初めてです。驚きました」などと話していました。
体に傷がつき今日は腐敗臭も漂い始めていることから、今後、県と新宮市が協議して磯から撤去するということです。

http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=37902

2月20日ごろ　孔島の磯にクジラが座礁

　ザトウクジラが孔島の磯に打ち上げられました。メスで子どもとみられ、体長は約7.6メートル。
　クジラは、27日、漁船で引っ張り、ショベルカーで移動させるなどして、周辺住民が見守る中、三輪崎東海岸に埋葬しました。