オーストリア警察 イラク難民による10歳の少年への性的暴行事件を隠す

オーストリア警察は、イラク難民による10歳の少年への暴行事件の詳細を極秘扱いにしていたのは、少年のプライバシー保護のためだった、と伝えた。問題の事件は、昨年12月2日に発生したが、マスメディアが報じ始めたのは、つい最近の事だ。
明らかになったところでは、犯人は、ウィーンのプールの脱衣場で少年に暴行を働いた。少年はすぐに助けを求め、警察に通報された。犯人は、身を隠そうともせず、プールで泳いでいたという。

 

RTテレビの取材に対し、警察のスポークスマンは、次のように話している-「10歳の少年に対し、性的暴行が加えられた。この事は、取り調べの後、確認された。事件は、裁判所で審理中だ。容疑者は、イラク市民である」。

この事件は、オーストリア社会に極めて大きな困惑を呼び起こしている。手元の資料では、イラク人難民の容疑者は、犯罪を犯した事を認める一方で「数カ月間、セックスをしていなかったからだ」と述べ、自己を正当化している。

なお暴行事件は12月に起きたにもかかわらず、やっと今になって警察が、公表に踏み切った事にも、批判が集まっている。