トーサイクラシックホール・岩手@8列センター(実質4列)
行くぞ東北!!と決めたのは2週間前
岩手のキャスケがなかなか出なくて遠征するならば1ヶ所のみと考えていたので、松本を申込。しばらくして岩手のキャスケが出て、東京と呉の大楽でしかなかった本日のダブルキャストで、、、観たい、でも松本、と鬩ぎあい、観劇お友達から戻りありますよ?と深夜の✉でぽちっと。だって前方しかもセンターで待望のキャストさん、行くしかない
東京に比べて舞台が低めで実質4列しかもドセン付近、めちゃ見易くて感激東京では楽が最前ドセン(ナビザちゃん感謝)以外は下手ばかりの景色で、センターからの景色は、色々見えて気づくことばかり(お友達は今頃?と驚いていましたが💦)私の視界の狭さよ(応援人ばかり見てしまう💦)
この日は昆すずさんもうるうる、海作さんもうるうる、2幕の♪見えない気持ち♪のシーンだったか(うる覚え)小すずちゃんも涙声で詰まりながらの歌声で、感情出すのは初めてじゃ?とお友達と話したりして。海作さんはラストの「帰るか、呉に!、3人で」で涙の粒がポトリと(恐縮しながらも繊細な表情、表現を拝見したくオペグラを覗いてました)お友達曰く、今日の周作さんは表情豊かと語っていたけれど、溢れ出る感情が表情に涙腺に表れていましたね。
映画デートの後の橋の上での(すずさん)「あんたを選んだんは最良の現実じゃ!」は東京楽までは、リンさんとの過去は覚めた夢として今目の前にいる覚めない夢の現実の愛おしい人を大事にしようという決意みたいなものを感じてたのだけど、この日はずっと瞳が揺らいでいて、夢を観続けているようで。。。幕間に今までの私の解釈どうすれば、、、ともやもやしていたのだけど、ラストの涙の💧を見て、そうかと。
海作さんは、リンさんを”人”として守りたかったし助けたかった。でもそれが叶わない力及ばない自分、今目の前にいる選んだ人を守り幸せにできるのか?という自答をしてしまっていたのかもと。”人”として優しい海作さんならではの”責務”、幸せだからこその自答なのかもと。
ラスト(戦争)孤児の子供と出会い、一緒に帰る(=家族になる)ことで、もしかしたらリンさんを救えなかった自責の思いが昇華された(言葉のチョイスが違うかもですが)し、ここでリスタートですずさんともちゃんと向かい合うことができた?そんな気がしたのです。※このシーンのふたりは出会った時の幼少時の恰好とほぼ同じ(周作は学生服にグレーのマフラー、すずも赤い半纏)はじめとおわりが繋がってるんですよね
昆すずさんのたおやかな柔らかさからの腕を失い国の信頼を失ってからの慟哭絶望の表現が大きく胸がえぐられました。
楽しみにしていた水原唯さん、さらに水原というキャラクターを深化させていて、不器用なでも家族思いのまっすぐさと日本男子としての凛としたものと人としての弱さとかいろんなものが鬩ぎあいながらすずへの”想い”が切なさが納屋のシーンでは涙が止まりませんでした。すずは甘いの柔いの~はどきどきしてしまいつつ💦
平野リンさん、凛とした女性で華やかさがありつつも、スイカ、ハッカ飴、アイスクリームと好きな食べ物を思い浮かべながら話し声が甘えるような子供のようで。こんな大人と子供が同居してるリンさんだからこそ、周作さんは守りたいって思ったんだろうなと納得するリンさん。
東京とまた違ってきているのは、公演を重ねていく中でのそれぞれの人物に寄り添う想いとかが深まっていっているのと(ツアーで)その土地土地での人の繋がりとか想いがそうさせるのかとかとも思う。特に東北の人のあたたかさとか震災の癒えないものとかいろんなものが作用するのかなと。
だからこそ、各都市足を運びたくなる、またその世界観からの景色を別の扉からのアングルを観たくなるんですよね。ああ💴の心配なければ、各都市廻りたいくらいですけど、ねぇ
この日のダブルキャストの4人様でお出かけ楽しそう
身を削って私たちに届けてくださる演者さん、ひとときの安息、休日を満喫されて嬉しいです
10年ぶりの岩手、私ももう少しゆっくりしたかったなぁ。また訪れることができますように
ミュージカル「この世界の片隅に」岩手公演が千秋楽を迎えました!
— 海宝直人(Naoto Kaiho) (@naotosea) June 16, 2024
皆様の熱い拍手と歓声に心から感謝です✨
次は新潟へ!引き続きよろしくお願いいたします🌸
ツアーは続きます、応援しております