昨日の【テーブルウエア・フェスティバル2017】にはこちらを見るために行きました。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
秋田県の曲げわっぱ【栗久】さんです。
昨年の8月に横浜高島屋での催事で「アイスペール」を購入して、今回が二つ目になります。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
お料理&写真上手ブロガーさんがいつも日本酒やワインと一緒にアイスペールをクーラーとして使っているのを見かけていたので、そんな使い方もできるんだぁ、素敵だなぁ、かっこいいなぁ、といつも思っていました。
なので、たまたま出かけた時に出会えたので、アイスペールを実際に見てみたいと近づきました。
 
その時に、おひつについての説明を聞きました。
これは前にも書きましたので省略しますが(他の会社の方が聞くといけませんのでね)、おひつの材質の説明がとても印象的でした。
アイスペールを購入しましたが、いつかはおひつを、、、お金が貯まったら、、、清水の舞台から飛び降りる気になったら、、、と考えていました。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
調べたことがある方でしたらご存知かと思いますが、なかなか購入するのに勇気がいる価格です。
自分のためにこんなに高い物を買う必要があるのか。
 
ご飯を美味しく頂きたい、美味しく保存できたら、と思う気持ちは変わらずにあったので、また実演販売の時に伺って直接お話を聞いてから購入しようと思っていました。
アイスペールは氷がほどんど溶けずテーブルや周りを濡らしません。
おひつの良さも知りたいと思いました。

ただなかなか都内の催事の時に予定が合わず伺えなかったので、テーブルウエア・フェスティバルの時に是非お話を聞こうと思っていました。
 
伺うとお話を急にしてくれます。
(人によっては「いきなり叱られた」「何もしていないのに怒られた」「商品の説明を聞きたいのに何故過去の事から注意されるの」と思うかもしれません。行った人にしか分からないですね)
 
今回は強めに言われてしまい少しへこんでしまいました。
「ちょっとくるりしてきますね」と言ってその場を離れました。
なので前の記事に、東京ドームの座席に座って考えていた、というのはこのことです。
 
高額なのでどうせ買うのなら気持ちよく買いたい。
なら楽天で買えば気にしなくていい。
でも説明を聞いて理解できたからまた見に来たんだよね。
…どうする、どうする。
 
楽天の購入者コメントを見て、自分の食事風景をイメージして、、、

よし!決心がついたので、直接購入しようと思いブースに戻りました。
 
前置きが長くなりましたね、すまみせん。
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
お手入れは心配ありません。
催事で直接購入する場合は何度も上記の紙を使って説明してくれます。
カビが生えない方法も何度も説明してくれます。
安心してください。
 
栗盛俊二さんが今回も対応してくださいました。
この写真よりもダンディです。
 
 
 


 
 
 
 
 
催事で購入するメリットとしては、木目を見てくださいます。
何も言いませんでしたが、女性のスタッフさんが見て下さいました。
アイスペールの時は栗盛さんが見てくれました。
嬉しいです。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
アイスペールの時もしゃもじがおまけにつきました。
それは実家に渡したので、これは私専用です。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
始めの数回は、おひつにご飯が付かないように水で濡らして、布で拭いて、そのまま三分間おいてからご飯を入れると良いそうです。
しゃもじも濡らした方が良いそうですが、水に浸しておいた方が良いそうなのでしゃもじの上にお皿を置いて数分つけてからだとお米が付かないと教えてくださいました。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
二合炊くなら三合のおひつ、おひつの上までご飯を入れてしまうと水分が多くなり美味しさが変わるそうです。
いわゆる入ったとしても入れすぎは良くないと言うことですね。

私は炊くのはいつも一合、一回で食べきっても、二回分で保存してもちょうど良いかと思いまして二合にしました。
(二合か三合か、ものすごく悩みました。これが去年の9月からすぐに購入しなかった理由です。二人以上なら三合がいいです)
 
 
 
↓底の内側は丸みがあります

他のメーカーのおひつは、この丸みがあるかないかで値段がお高くなるそうです。
そう考えると栗久さんは良心的だと思いました。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
↓蓋の裏側です

ものすごい厚みがあります。
このおかげでお米の水分を取ってくれているんだと思います。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
↓蓋の裏側にへこみが三ケ所ありました

楽天で購入した方のコメント見ると、これが気になっている方が書き込みされていました。
ただよく見ないと分かりません。
これは作成する途中でのもので不良品ではありません。
手作り品であることが証明される一つだと思います。
 
 
 
 


 
 
 
 
 
会計をお願いしている間に栗盛さんと会話をしました。
 
曲げわっぱ弁当箱が六か月待ちとの表示を見て驚いていたお客さんがいました。
職人さんは13名いて一生懸命作っても時間がかかるそうです。
一度使ってもらうとその良さが分かってもらえるので、また追加注文がくるそうです。
 
フランスの会社から是非取引したいと言ってきたそうです。
でもあなたの説明はいらない、と言ってきたのでさようならしたそうです。
商品はいいけど代表の説明はいらない、というのは自分を否定されている気持ちになりますね。
作っている自分も含めの商品なのに物しかいらないというのは、商品を受け入れているのではなく、上辺だけの評価や日本で人気で流行っているから的な感じで選ぶのなら、作っている職人さんにもお客さんを選ぶ権利はありますものね。
 
 
 
 







裏には名前が書かれてあります。
 
買うときに二合と三合の価格で迷っていたら

「手入れさえ気を付ければ長く使えるよ。1年使ったら一ヶ月○○○○円、10年使っても年△△△△円だよ。美味しいご飯を食べるならプラスチックに保存するよりは体にいいし、冬は二~三日、夏は二日は保存できるよ」

と聞きました。
それにプラス何人で食べるか、これからの子どもたちに何を残していくかで選んでください。
 
仕事の都合で週に2、3泊の出張があるので毎日使えませんが、いつか買うつもりなら早く買わないとこの計算より高くなります。
私もあと何年生きられるか分からないので一日でも早くこのおひつの良さを実感したい。
それで買う決心をしました。
 
迷っている方、値段が気になる方、迷うのは当然です。
いるかいらないかで天秤にかけて、いまの自分に必要な方の意見を大切にしてください。
 
 
 
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昨日の夜、早速ストウブで一合ご飯を炊いておひつに移して食べました。
(写真はありません)
杉の香りは全く気になりませんでした。
ご飯がちょっと硬くなりおこげが多かったのですが(それは私の料理が下手なせいでおひつの問題ではありません)、直接ストウブからよそうよりはまず見た目が豪華になりました。
今度は二合炊いて入れてみます。
 
洗うときは絶対に洗剤やたわしは使ってはいけないと聞いたのでそこはちゃんと守りました。
蓋は裏側を上に、おひつは絶対にひっくり返して乾かしてはいけない、も守りました。
思ったよりも扱いは難しくありませんでした。
 
 
 
栗久さん、今回もありがとうございました。
何か聞きたいことがありましたら都内の催事会場に伺いますね。
よろしくお願いします。
大切に使います。
 
 
 
 
 
 
 
予算があるなら浅型をおすすめします。
栗盛さんもおっしゃっていました。