歌舞伎座での観劇後はオステリア・ダ・カッパ@銀座 | 奥山久美子の美と健康のワインライフ

歌舞伎座での観劇後はオステリア・ダ・カッパ@銀座

十二月大歌舞伎、12月2日~26日

愛之助さんが出演する、第二部の「らくだ」と「蘭平物狂」を観劇しました音符

 

「らくだ」は、紙屑屋に扮した中車(香川照之)さんと超下品な遊び人の熊五郎に扮した愛之助さんの壮絶な掛け合いが鬼気迫り、本当に大笑いしてしまいましたキラキラ

上方落語の名作とのことですが、お二人を観ていると「半沢直樹」のテレビドラマのシーンを思い出す

しかしながら、楽屋で香川さんを見かけた時、ロバート・デニーロなみのドスのきいた迫力を感じました

一方、愛之助さんは優しさが全面に溢れている感じですハート

 

桟敷席では、こんな芸術的なドメーヌ・ドウニ・モルテのワインを飲みながらの芸術観賞に感激ブレス

 

歌舞伎役者として愛之助さんの重労働は凄まじい

12月は午前の部、「実盛物語」で武将を演じている姿も圧巻です

 

観劇後は、銀座8丁目にある三ッ星寿司店「よしたけ」が経営している「オステリア・ダ・カッパ」へ行きました赤ワイン

イタリアンですが、店主の趣味なのかブルゴーニュワインが充実しています

 

濃厚なブッラータチーズにトマトと洋梨のソースの甘酸っぱさが抜群に合う

 

カルパッチョに使われる鮮魚の仕入れは、「よしたけ」と同じなので実に美味しい

 

烏賊を軽く炙った

 

鮑入り魚介のラグーのスパゲッテイ

 

2人なので、グラスでシャンパーニュを飲んだ後に、すっきりとしたサンセールを飲むと、味のシッカリとしたカルパッチョ料理には負けて酸っぱいだけ

ドメーヌ・ジャイエ・ジルのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ2008

特別濃い造りをするジャイエ・ジルが熟成を経て、芳醇さがでてきたので料理とバッチリ合いました

 

ドメーヌ・ミシェル・グロ、ヴォーヌ・ロマネ2005

2005は色が特別濃くて渋いので、今村名ワインが美味しいです

 

フレッシュポルチーニのリゾット

 

テイニャネッロ、アンテイノーリが70年代に初めて造ったスーパートスカーナ

久しぶりに飲むと、やはり複雑さのレベルが高く、その品の良さに芸術性を感じました

2014年は出来て間もないけれど、甘く熟したタンニンが滑らか果実味に溶け込んでいるので、今から飲んでも美味しいです

 

仔羊のハンバーグは、ボリュームたっぷりなので2人で1つが丁度よいです

 

「よしたけ」と「カッパ」でソムリエをされている金澤さんが、飲み頃のワインをグラスで色々とサービスしてくれるので、料理の美味しさとともに大いに楽しめましたニコニコ