カナダの精神科医エリック・バーンの言葉
『他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる。』
アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの言葉
『神よ。
変えられるものは変える勇気を。
変えられぬものは受け入れる冷静さを。
そして、それを見分ける知恵を、授けたまえ。』
元プロ野球選手・松井秀喜の言葉
『自分がコントロールできることとできないことを分けて考えなければならない。
コントロールできることについては、結果につなげるべく努力をする。
コントロールできないことには関心を持たず囚われない。』
オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーの言葉
『課題の分離』
いやー、みんな良いこと言いますね~。
上から目線の猫藤です。まあ、猫は神様扱いされることも多々あるのでお許しを。さてさて挨拶遅れましたが、こんにちは。
本日は「自分でできることだけを気にしよう!自分ではどうにもできないことを気にするのは止めよう!」についてお話します。
①「学校で隣の席の人が授業中に寝ててムカつく!」
②「周りの人が本気で勉強を頑張りだしたのが気になる!」
③「試験会場が暑くて集中できなかった!」
などなど、「他者の問題(課題)に、自分の心がマイナス方向に動かされてしまった」系のお話をしばしば耳にします。
ところで皆さん、上記①~③を読み、どのように思われましたか?
もしも「その通りだ!私も(僕も)よくそう思う!」という方、ずばり損な生き方をしています。
①「隣の席の人が授業中に寝ててムカつく!」
(×)ムカつく!
(〇)寝ているのは自分ではない。授業を受けられていないのは自分ではない。自分は何も損をしていない。自分には関係ない。
②「周りの人が本気で勉強を頑張りだしたのが気になる!」
(×)気になる!
(〇)自分以外の人が勉強を頑張るかどうかは、自分に左右できることではない。自分が勉強を頑張るかどうかは、自分で決められることだ。周りは気にせず自分の勉強を頑張ろう。
③「試験会場が暑くて集中できなかった!」
(×)暑いのが悪い!ちゃんと空調管理をしないなんて許せない!
(〇)試験会場は自分の部屋じゃないのだから、空調管理は思うようにはできなくて当然だな。でも自分が何を着ていくかは選べるな。じゃあ脱ぎ気できる服を用意していこう。最後はTシャツ一枚にでもなれるように重ね着しておこう。寒いときようにカーディガンも持っていこう。
猫藤が何を言いたいか、お分かりいただけたでしょうか?
「自分でできることだけを気にしよう!自分ではどうにもできないことを気にするのは止めよう!」です。
何か気になること、気に障ること、があった時は、
①「自分にどうにかできることかどうか?」を考える
②自分にどうにかできることであれば、具体的に何ができるのか必死に考えて、解決できるように努力する
③自分にどうにもできないことであれば、それは自分の課題(問題)ではないのだから気にしない。イライラしない。意識的に心を動かされないように常日頃から努力する。
自分にはどうにもできないことに心を動かされて、イライラしたり体調が悪くなったり、無駄にパワーを使うのは、非常に損なことですよね。自分の力でどうにかできることだけに集中して、より良い状況を作っていきたいものです。
いつも言っていますが、猫藤もまだまだ修行中の身です。自分の課題と他者の課題とを分離できるように、自分の課題に集中できるように、一緒に頑張っていきましょう。
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