小胆でクヨクヨ心配するような者には碌なことはできない | 読書のすすめ 清水克衛の日々是好日
2018-11-29 16:21:34

小胆でクヨクヨ心配するような者には碌なことはできない

テーマ:ブログ





最近の日本の空気は、とってもまずい、そう思いませんか?
消費税が上がろうが、大臣がパソコン触ったことがないと自慢してようが、福島の原発事故の不安や地球温暖化や、中国の人たちによる実行支配が起ころうが、日本にカジノという博打を開いて、国が益々国民から金を奪うことになったのに、多くの方が頓着ないように思えて仕方ない。貴乃花の離婚のほうが興味があるのだろうか。(笑)
その空気のまずさはどこからくるのだろうか。
色々と理由はあるのだろうが、まずこの国は
サラリーマンが多すぎることがあげられると思う。
戦後70年も過ぎれば、ほとんどの日本の企業は
「ピーターの法則」に自覚なしに侵されていると
考えたほうがいい。働き方改革?
これは少し前の日本人が「恥」だと自覚していた
怠け者をつくる仕組みではないのか。
今現在、9割にのぼる方々がサラリーマンだと
言われている。これでは、空気がまずくても
仕方ないのだろう。でも、後世の人々のことを
思えば、このままではいけないだろう。

こう考えていたとき、ドクスメ小川選手から
めちゃくちゃ面白い本を2冊手渡された。
それは、「大倉喜八郎」という明治大正と
活躍した大富豪が後世の我々に向けて書かれた
講話録でした。喜八郎の詳しいことは、
ツジペディキュアをご覧下さい。
以前、ドクスメでも大変人気だった、
大倉喜八郎の生涯を描いた小説「怪物商人」
読まれた方も多いだろうと思います。
その喜八郎の生の声を綴ったこの本が面白くないわけがない!
以前、執行草舟社長が
「商売なんて体当たりしかない!」
とおっしゃっておりましたが、まさに
体当たりだけで国家をも動かす大富豪に登りつめたのが
この大倉喜八郎です。
一冊は、一般向けに書かれた口述書
『到富の鍵』
もう一冊は、若者に向けて書かれた口述書
『大倉喜八郎かく語りきーーー進一層、責任と信用の大切さ』

この「進一層」という言葉は、喜八郎の造語である
らしいのですが、その意味を知ったらみんな気合いが入ってしまうと思いますよ!

この二冊の本は、あまりにもすごい本でしたので、
昨日、出版社さんに連絡して直送をお願いしました。
まだドクスメのHPには載ってないので、
読みたい方は直接小川選手に連絡してみて下さい。
下記に本文の一部をご紹介してお別れです。
それでは皆様ご機嫌よう!



『本書の原著は、大倉喜八郎が自己の青年時代の経験に照らして、到富の鍵、成功の秘訣、立身出世の道を当時の青年に述べたもので、編者・菊池暁汀によってかなり自由に編纂された口述書である。中略

「到富の鍵」と銘打ってはいるが、金儲けのハウツーものではない。富は生死をかけて働いた報酬であり、あらゆる力を出し、怠けずに、命の限り一生懸命に働くことが到富の鍵だとする、じつに単純なことを多面的に繰り返し述べたものである。中略

相場師は真の事業家ではない、自分は投機行為を行わない、事業は人爵を得るためでなく、国益に沿った、社会・実業界に貢献するようなものを行う、自己の分限は守り、死ぬまで働き、常に奮発的精神を持って事に当たるのが自分の座右の銘だとする。
働くことが到富の鍵で、必ず働く者のみに富はくる一方、貧苦は遊情の結果で、怠情者の頭上に落ちた天罰である。人間はそもそも働く動物で、労働は人間にとって神聖なる義務である。真の幸福は働くことにあり、富は幸福のいわばカスともいえる。だが無茶苦茶に働けばよいわけではなく、目的をきちんと定め、働く中で修養を忘れてはいけない。商売の前途には必ず障害物があり、損得の波は免れず、進歩の順序は一高一低なので、一挙に大金持ちにはなれず、真の成功は遅々たるものである。従ってみだりに急がず、自己の範囲内で一つずつ成功を積み重ねていくことが、成功者、立身出世への唯一の道である。中略

商売・事業での成功の条件は、経験・誠実・胆力である。事業に付きものの失敗を経験することで臨機応変の才は養成される。
商売は商戦という戦争なので、何よりも勇気・勇敢さが大切で、この勇気が胆力である。責任を進んで引き受けるのも勇気であり、事業主が損失を隠そうとする臆病・卑怯は胆力のなさによる。治にいて乱を忘れず、油断大敵の心構え、広く社会を知ることが商売には不可欠で、人の上に立つ場合は、自分がやることを信じる自信力、自分が率先して行う実行力がとくに求められる。

商売・事業には損得の波、人生には浮沈成敗が必ずあるので、自分は「人事を尽くして天命を待つ」主義でこれまでやってきた。極めて楽天主義、楽天生活であった。小胆でクヨクヨ心配するような者には碌なことはできない。そもそも心配とか愚痴は精神上の一種の病気であり、他人の批評・非難を気にして自分を飾り、無いものをあるように見せかけようとするのは、自分に確信がない卑怯者のすることである。自分は若いときから世間の思惑、他人の毀誉褒貶などには頓着しなかった。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、難儀があろうとも自らを信じて奮闘すること、という言葉に集約される。』







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