「ね・・・?これでわかったでしょ?」
「私が本物の魔女だって」
「すご腕の!」
なんさんは得意そうにニヤつき「フフーーッ」と銃口を吹いた
「は・・・はい」
「そいじゃあ、話を戻すね」
「はい、ありがと アヤさん」
なんさんは銃をアヤさんに渡す
銃を受け取ったアヤさんは そろりそろりとゼータさんのほうを見る
ゼータさんは「何も見てませんよ」という雰囲気をだし
そっぽを向いていた
いいチームワーク?だ
皆の目が再び なんさんにむく
「ま、そういうわけで もし爆弾が爆発しても大丈夫なんだけど」
「やっぱ 驚くでしょう?お客さんに悪いじゃない?ビックリするでしょ あんなの見えたら」
「だから 困るのは困るのよね~」
「で、爆弾送ってきた人をつきとめようとゼータさんに診てもらったのよ」
「ゼータさん じゃあ、続きをしゃべってくれる?」
ゼータさんがうなづく
「えー、先ほど言いましたが 爆弾の構造からわかるのが」
「とてもかしこい素人さんが作ったということです」
「で、次」
「爆弾の目的ですが」
「この爆弾の目的は殺傷や破壊ではありません」
「脅し・・・のようですね」
「というのは この爆弾・・・ほっといてもしばらく爆発しません」
ゼータさんはアヤさんのほうをちらりと見て
「アヤさんが解体したからではなく 爆弾は時限式で、その爆破時間が10年後だったからです」
「爆発させる気はありませんが こっちにはこれぐらいできるんですよ・・・とでも言いたいのかもしれません」
「え?爆発しないの?アヤさんがあんなにがんばってくれたのに?」
なんさんは笑いをこらえながら、アヤさんのほうを向く
アヤさんはほっぺたをふくらませて 押し黙っている
「あと、もうひとつ」
「・・・犯人の名前を特定しました」
「・・・・」
一瞬 間が空いてゼータさん
以外の全員が声をあげた
「え・・・・・えええええええーーーーーー!!」
「承」の巻 完
謎が謎を呼び 作者の思惑をこえ話が長くなった 「承」の巻は完結
いよいよ来年は 血で血を洗い 肉おどりまくりのバトルシーンが連発!!
「転」の巻が始まります
乞う!!ご期待!!
できたら ここまでで感想をおきかせください
やる気がでますので ぜひ~
よろしくどーーぞーーー!!
あ、あと よんでくれてありがとでーす!良いお年を~~~(‐^▽^‐)