自作小説 「機械」 承その14 | どうも、ドクロ家DEATH!

どうも、ドクロ家DEATH!

きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ

「けど よくスラッと信じるのね ドクロッチ」


「まあ、そりゃあ・・・日ごろのなんさんを見てたら魔女だとしても驚きませんわな~」

「ねえ?ミコシさん」


「ん?う・・・うん そうだねえ」


なんさんはほっぺをふくらませる

「ひっどーーー」


「にゃはははは」

たまねぎさんが笑う


「に・・・しても・・・結界ですか」

「さすがにちょっとそこまでは・・・」


「信じにくい?」

「まあ、でも結界つっても そんな だいそれたものじゃないし~」

「簡単に言うと・・・」

「この家の中で ある一定以上の速度で物質が移動したとき、その物質を私が作った空間に転送する・・・」

「っていうだけなのよ」


「話すより見たほうが早いよ なんさん」

部長が目をキラキラさせて言う


「あれ?部長みたことあるでしょ?」


「うん、そうだけど あれかっこいいから」

「ドクロさんに見せたげたらいいよ」


「自分が見たいだけじゃなーい?」

なんさんは目を細めて部長をにらむ


「ははっ いいじゃない ここ物語の伏線として大事なとこだし」


「なによそれ~」

「でも いっかぁ」

「見せたげよ ドクロッチ」


ボクチンは会話に入って行けずポカンとしていたので、急にふられてビクッとなった

結界・・・マジか?


なんさんは とっとっととカウンターを出るとアヤさんに言った

「じゃあ、そういうことでアヤさん てっぽーもってるでしょ?」

「ちょっとかして」


「え!?え~~~?だめですよ!そんなの無理です!!」


「いーからいーから ほら だしてだして!」


アヤさんは真っ赤になって手を振る

「だめですーー!」


「だいじょうぶだいじょうぶ」

「ほらっ これでしょ?」


なんさんはいつの間にか アヤさんのスカートの裏から 拳銃をとりだした



どうも、ドクロDEATH!

「あ!だめですよ!!お願いですから!! かえし」


アヤさんが言いきる前に なんさんは拳銃をすっとドアのほうにむけると

躊躇なく引き金を引いた



つづく