映画「WHO?」を観た。

―語られなかった“あの時”のこと―

先週、「WHO?」という映画を観た。
上映期間が短いせいかミニシアターは満席。
キャンセル待ちまで出ていたそうだ。

監督は、なるせゆうせい。
岐阜県出身、1977年生まれ。
社会問題をテーマにした作品が多く、今回の「WHO?」もその流れにある。

映画は、コロナ禍で“語られなかった真実”を追うドキュメンタリー。
報道されなかった大規模デモや、ワクチンに関する賛否、メディアが触れなかった違和感。
それらを専門家や政治家へのインタビューで紐解いていく。

出演者には井上正康氏(大阪市立大学名誉教授)、林千勝氏(近現代史研究家)、
原口一博議員(元総務大臣)、そしてごぼうの党・奥野卓志氏、深田萌絵氏など。
陰謀論ではなく、“考えるきっかけ”として作られた作品だと監督は語る。


映画の中でも印象的だったのは、大規模デモのシーン。そこに、正体不明の若者たちが“サクラ”として参加していたという話。 

そのうちの一人が、撮影スタッフに「デモなんかで変わるんすか?」と問いかけたという。 

うーん、ひろゆきの影響を感じる。

 

上映後、なるせ監督と、愛知県議の末永けいさんが舞台挨拶で登場。
(正直、末永さんが無所属で県議に当選したと聞いた時は少し驚いた)



監督自身も印象的だった。
「舞台をやるため、そして海外渡航のために、打ちたくなかったけどコロナワクチンを3回打った」
と語り、今はデトックスを頑張っているそうだ。


映画制作中、監督は強い反発や“検閲的圧力”にも直面したという。

先日紹介した『ヒポクラテスの盲点』とは、また違った角度から「コロナ禍の社会」を描いている。

 



🎬 映画『WHO?』公式サイト → who-movie.com
📍 全国のミニシアターで順次公開中



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