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キルギスに生きる/写真ブログ

青年海外協力隊として、
中央アジアのキルギス共和国にて野菜隊員として活動中。
キルギスの話をするブログ。

アンズの木に限らずすべての落葉植物がそうなのかもしれませんが、

キルギスは緯度が割と高めで日光の当たりかたが違うからか、
花の咲き具合も、紅葉具合も、木の北側と南側とで全然違うんですよね。

花だと南側はすでに満開に花が咲いていても北側は一つも咲いていなかったり、
紅葉も同じように南側は赤くなっていても、北側はまだ青いままになっていたりします。

だから、花にしてもソメイヨシノのような咲き方は望めないし、
紅葉もモミジのようにはなってくれません。

片側から見るとすごくきれいだけど、反対側から見ると微妙って感じです。

もちろん初めから終わりまでというわけではないですけどね。


それでは写真です。


その木だけでグラデーションみたいになっているものもありました。





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イシククルでもついに降りましたよ。
雪が。

去年に比べると20日以上も遅い初雪ですが、
雪が降り始めてからは一気に気温も下がり、もうすっかり冬になりました。

雪が降るまでは氷が張ったりとかも無かったのですが、
雪が降った次の日からの最低気温が毎日氷点下ですからね。
 
寒いのは嫌いですが、雪と氷は大好きです。


それでは今日もイシククル湖岸で紅葉するアンズの写真です。







明日も続きます。





  
以前紅葉するアンズってことで南岸のアクテレック村というところにあるアンズ畑を紹介しました。
その時はまだ少し早かったため、改めてその場所へ行ってみました。

ここは春にも来たところで、春にはアンズの花でいっぱいになります。


そうそう、キルギスではいろんな種類のアンズがあります。
イシククル種だとかタシュケント種だとか、地名のついたものが多いようです。

そして、在来のアンズというのがあって、こっちのほうは実が小振りです。
アンズの原産地にはキルギスも含まれているので、たぶん原種に近いものなんだと思います。

アンズってのはキルギス語でӨРҮК(オルック)と言いい、
ロシア語ではабрикос(アブリコス)と言います。

キルギス人的にはこの二つを使い分けているようで、
在来のアンズをキルギス語で呼び、品種改良されて大きな実のなるものをロシア語で呼ぶようです。

日本語にするとどっちもアンズですけどね。


それでは写真です。






日本のようにあまり管理されているわけではないので、枯れた枝とかがあってすこし汚らしく見えますが、
それでもやっぱり紅葉はきれいです。

ただ、キルギス人にはあまり興味無いようです。