①月刊☆斑目さんのイラに惹かれ購入
『引き離されてもそのたびに求め合う、諦めない愛の絆に感動です。』――橘かおる氏推薦
- ニライカナイ~永遠の道連れ~ (花丸文庫BLACK)/高岡 ミズミ
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【 ニライカナイ~永遠の道連れ~ 】(花丸BLACK 著:高岡ミズミ ill:斑目ヒロ)
■□あらすじ□■骨董店『青嵐』の主人・池端伊織は、魔を祓う手――いわゆる物についた邪念を祓う浄化能力の持ち主。ときたま店に持ち込まれる品を浄化しては具合が悪くなるが、2年ほど前からともに暮らすようになった居候の水虎(命名=たま)のおかげで、それは長引かなかった。
普通とはいえないが、優しく穏やかで満ち足りた日々。だがそれは、ある日突然終わりを告げた。逆上した客、伊織が刺殺されたことによって。
――伊織っ、伊織……!? 死、ぬな……死ぬな、死ぬな!!
こんな運命、認めない!! この世とあの世を行き来する命がけの奪還劇!!《こみこみさんより》
(↑)表紙の美しい虎さんは水虎です。
なのに叔父・清貴さんのお土産は毎回「胡瓜」。←ちなみに何も食べません。綺麗な水があればOK
おかげで凛々しさはどこへやら…「胡瓜」のせいで暫く脳内が「河童」でした。
頭にお皿お皿~www
清貴さんは嫌がらせするタイプじゃないし、多分からかい半分なんだろうけど、毎回「胡瓜」なのでまさか本気で???と…清貴さんの真意が知りたいですっっ!!
伊織が拾った壺から出てきた水虎・たま
死んだ伊織の身代わりで地獄に堕ちます;;←イキナリのネタバレ
×
邪気を吸いとる力を持つ池端伊織(骨董屋28)☆
祖父は死者を視る力。
叔父・清貴は心の声を聴く力。
一族の不思議な力を継いでおりました。
そして、吸い取った邪気を祓う力を持つたまに浄化してももらうのですけど…「吸い取る」って言葉が似合うかもしれません。濃厚にちゅ~♪とイタすと黒い玉(邪気)がころんと出てくるというww
とある日、行燈を買いに来たお客の様子が変で、親切に追いかけ取り戻そうとしたら、化け猫が憑いていて…。
(↑)あらすじの通り、伊織は刺され死ぬ事になります。←また端折った
でも、場面が変わるとフツーに生きてて…あれれ???
それもたまの存在をすっかり忘れているではないですかっっっ!
でもでも、忘れている事も忘れているので、謎の喪失感を抱え、違和感の日々を過ごす伊織でした。
そんな伊織の心の叫びを見かねた清貴さんが渡した紙切れ。
そこに書かれてあったのは、今は無き山奥の住所。
そこにいたのは地獄への案内人、第三冥官・篁。←清貴に借りがあるらしい。
伊織の命を助けるため、たまは地獄の王・閻羅王と契約を交わしておりました。
伊織を忘れたかのようなに、無表情でひたすら責め苦を受け続けます。
そんなたまをなんとかして救いたい伊織。。。
また現世に戻り、違和感の日々を過ごす伊織。。。
記憶をなくしても求め、繰り返し向かう先は地獄。
現世で3年。
地獄では300年。
その間ずっと痛め続けられボロボロになっていたたま。。。
そりゃあもう地獄は真に地獄で阿鼻叫喚。(((( ;°Д°))))
伊織も獄卒にヤられちゃったり、右目を抉られたり、痛かったの~~~。゚(T^T)゚。
でも冒頭、邪気を祓うついでに、伊織が軽いノリでえち♪を誘ったりしてたので、
あれほどの愛と執着があったとは思いもしませんでした。
あれはポーズだったのかな…(〃∇〃)
もちろん、たま自身を犠牲にして生きていきたくない気持ちはわかりましたが…そんなに?と;←おい
でもでも最後、閻羅王も恩赦を出さずにはいられないしつこさというか ←だまれ
今までのたまの契約を破棄し、伊織を体のイイ小間使いにするべく再契約。
獄卒に奪われた右目を返してもらい、孫悟空の緊箍児(きんこじ)状態。
それはもうブラック企業顔負けの忙しさだとかw
でも、パソコンで管理したり意外とポップな仕事だったとかww
最後には「地獄も捨てたもんじゃないじゃない!」とか思ってしまいましたもの(^m^)←喉元過ぎたら熱さ忘れ過ぎwww
ラストには、クールだったたまも隠していたテクを見せ、貪欲な伊織も満足そうに貪っていてちょっと安心しました。らぶらぶYO~
ただ、気になるのは人の心が聞こえる叔父・清貴さん。
人間相手は厳しそうなので篁なんぞどうですかぁ?w
逞しくて凛々しい水虎なのに猫扱いの「たま~。たまたま。おいで」がお気に入りデスw
<書き下ろしペーパー>ゆたかのお気に入りを見抜いたかのような内容でしたwwww
たま~たまたま
頬を紅潮させねこじゃらしをふりふりする伊織。
でもたまは水虎なので、猫と違い無反応でした。残念(^m^)
その姿だ(人型)からだ。本来の姿ならきっと違うはず
意地でもじゃらしたい伊織www
お客さんの連れてきた子猫が可愛くてきゅん♪とし、胸がときめいた伊織は羨ましくなりましたが、
うちにもいるじゃん!
白くて可愛い生き物が!
デカイ水虎を子猫扱い!!!
うきうき訴える伊織が可愛いのです~!!
でも子猫を飼えと素っ気なくたまに言われ、でも伊織は邪気に晒したくなく平行線…
ですが、おもむろに首や頬にじゃらしを擦り付けた伊織。
たっぷり伊織臭の付いたじゃらしを大きく振られたら、飛び付かずにはいられないたまwwwww
おお! 伊織はキラキラ瞳を輝かせ大喜びで
たま!たま!こっちだ
たま~。ほら、たま~
猫じゃない!と思いながら我慢できずに夢中で追うたまでした。
暫くじゃらして満足した伊織は、じゃらしを放り投げたまに抱きつき
たま!おまえ、ちょー可愛いな!
一瞬、放り投げられたじゃらしが気になったものの、伊織の褒め言葉と頬ずりに勝るものはなく・・ごろごろwww←ゆたかもちょろいけど、たまもちょろいぜw
今度は、誰にも邪魔されないところで思いっきり遊ぼうな
不本意にじゃらされたたまでしたが、満面の笑みの伊織を拒絶できるわけもなく・・
寝たふりしてやり過ごしましたとさw
お天気のイイ日には広っぱでじゃれる2人に会えるかも(^m^)
地獄も邪気も関係なく、ほんわかした番外編に癒されました。
可愛かったぁヽ(^o^)丿
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