益子の七井の材料屋さんに寄った帰りに、ふと目についた日替わり定食の看板。
益子はけっこううろうろしてるんですが、ラーメンと書かれた幟や看板がないので視界に入らなかったのか、寄ったことはなかった。
お昼時だったためかほぼ満車。
けっこう人気があるようだ。
う~ん。たまには日替わり定食も悪くないかも~。
そう思い店内へ。
店内はL字型にカウンターにオープンキッチン。
カウンターがメインなのはこの辺では珍しいレイアウト。
小上がり、座敷も当然あります。
入って直ぐにこの日の日替わりメニューが書かれた白いボード。
え~と、メンチカツ、野菜炒めですって~。
大好きなメニューの組み合わせじゃないか。
よしこれにしよう
カウンターに座って直ぐ、日替わり一つ~!とお願いしました。
厨房には働き盛りの男性と、先代夫妻の三名で切り盛りされてる感じです。
お客さんのほとんどが一人客で、やはり日替わり定食を注文しているようで、皆さん黙々と食べてる光景は圧巻です^^;
ふと上を見るとメニューボードがありました。
定食がメインのようですが、ラーメン類もあるんですね。
一見、ついでにラーメンもあるように見えますが、これは違うな!
よーく見てください。左に離れてある緑色のボードに『特製みそラーメン』と書かれているんです。
ここがポイントですので覚えておいてくださいね(笑)
ボードから別表示で、他よりも大きく書かれていているメニュ-は、お店の最も自信があるメニューです。
この法則はラーメン店に限らず、食堂にも当てはまります。
しかも特製って書いてあるのもポイントです。
お店の外観にどこにも書かれてませんが、ラーメンにもこだわってるようですね。
これはやはり気になりますね~。
タンメンあるし
近いうちにくるか~。
そんな事を考えていたら日替わり定食がやってきましたよ。
彩といい、ボリュームといい、バランスも良くこれで700円は相当力はいってますよ。
とりあえず炒りたまごをご飯にぶっかけてと。
ん!うまい!うまいぞ!この炒りたまご。
味わいのバランスが素晴らしく非の打ちどころを感じない炒り卵。
ふわふわ出汁うま~。これだけでご飯一杯食べられますね。
なんてことない炒りたまごだけど、料理される方のセンスが出ます。
これは他のメニューも期待出来るな!と確信しましたよ
続いて野菜炒め。
少なく見えますが、深めのお皿にはいっているのでそこそこのボリュームあり。
野菜の炒め加減が程よく、味付けも旨味があっておかずとして機能する美味しい野菜炒め。
これはタンメンもうまいんじゃない?
そして主菜のメンチカツ。
食堂だし、なんてことない既製品が出てくるのかと思ったら、手作りですね!
キャベツと玉ねぎのの甘みとあふれ出る豚ミンチの脂がたまらなく美味しいですよ。
そして衣がまた凄かった。
外カリカリサクッ!中ふんわりで衣の存在をすごく感じます。
メンチカツをいろんなところで食べてるけど、こんな美味しいメンチカツはそうそう出会えないですね。
そこらへんの、ちょっと高いトンカツ屋のメンチカツよりはるかに出来がいいです。
こんな上物にソースなんてかけたらもったいないwレモンで十分だわ。
うめ~うますぎる。
お味噌汁も手抜きなし。出汁の味がちゃんとする美味しい豆腐とわかめの味噌汁でした。
こちらの日替わり定食に大満足です!
まさに知る人ぞ知るこだわり日替わり定食ではないでしょうか。
んで翌日も益子方面に所用が出来たというかこしらえて^^;
きちゃいましたw
まだ昼前の空いてる時間。
先客はおりませんが、営業中なのを確認し店内へ。
この日の日替わりはサンマの開きがメインでモツ煮、マカロニサラダだったような。
それもうまそーなんですが、
やっぱりタンメン食べないとです。
という事でタンメンをお願いしました。
このお兄さん寡黙ですが、一流の料理人の雰囲気がプンプンします。
大変な修行をしっかりなされて、先代のオヤジさんのこのお店を継いだんだろうな~と勝手に妄想してしまいます。
そうしているとタンメンが登場。
あの野菜炒めがのったラーメンだね(笑)
スープをすすると、食堂のラーメンとは少し違う、ラーメン店よりのベーススープ。
そこに野菜炒め由来の旨味が程よく抽出され、タンメンとして成り立っている一杯に仕上がってます。
塩梅も調味料の妙もやさしめで、タンメン的な野菜甘旨がメインセッティングです。
味わい優しくて好き^^
そして特筆すべきは麺。
ラーメン類の要となる麺は、そこらの食堂のラーメンの麺とは異なるもの。
平打ちの細麺ですが、かすかに芯を残す茹で加減で、麺の風味、コシ、歯切れとも申し分ない美味しい麺でした。
でも、一食ずつ梱包されたものを茹でていたので、製麺所のものかと思いますが、ここらでは見かけない麺なのでどこのかとても気になりますね。
タンメンの高温スープもなんのその。まったくダレない力強さ。
ややざらつきを感じるしたざわりで、優しい味わいのスープを拾って放しません。
がっちりと抱擁しながら口内に入ってくるもんですから、これはもうエロスですw
辛抱できないので、夢中でかぶりついちゃいました。
久しぶりに、もっと食べたい。大盛でもいい!と思わせる美味しい麺に出会いましたね。
お会計時、『ありがとうございました。またよろしくお願いします。』とおっしゃった表情がとても自信に満ち溢れていたように感じました。
田舎のなんてことないロードサイドの食事処だと侮るなかれ。
倭さんには、秀でるものを感じました。
雰囲気も落ち着けるし、味もボリュームも十分。
ここらでお食事タイムに入った方は是非お勧めです。
七井エリアではTOPクラスのような気がしますので。
店舗情報 倭
住所 栃木県芳賀郡益子町七井・・・?(R123沿いでるでる益子店向かい)
営業時間 ?
定休日 ?
TEL 0285-72-0880
駐車場 あり
?ばかりですいません^^;定休日や営業時間など聞くのも忘れるぐらい夢中になってたべてしまいました。
次回の宿題とします^^;