チャミ姉さんとギョンスちゃん 42 | D.O.doting

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EXOのD.O.ことド・ギョンスにはまりました。
好きなカップルはカイド、ニョルド。
同じ趣味の方、仲良くしてください。
基本トンペン、ユノペン、別サイトあり。

■ギョンス 20

お花を飾ってから、ご飯の支度。
俺も手伝うよって、チャニョルが言うから。
二人で一緒にご飯を作る。あれこれ頼みやすいし。
チャニョルも料理する人だから、あっという間に出来上がった。

「いただきます」
手を合わせて、ご飯を食べ始める。
「おいしい!」
「ホント、おいしいね」
一緒にご飯食べてると、なんだか家族みたい。
良くも悪くも気を遣わないから気が楽。そういえば今日は、何しに来たんだろう?
用がなきゃ来ちゃいけないわけじゃないけど。

「ねえ、チャニョル」
「なに?」
「会いに来ただけって言ってたけど本当は……何か用あるんじゃない?」
「ない、よ。何も」
「本当に? なら、いいけど」
片付けをしながら、なんとなく。
無言になる。隣りに立つチャニョルを、見上げると。
チャニョルも私を、見ていた。
「あの、さ」
「……うん」
「カイのこと、好きなの?」
「……え?」
いきなり、そんなこと聞くなんて。
どうしてだろう? チャニョルが、よくわからない。
「好き、だけど……どうして?」
「そういうんじゃなくて」
「だからどういう……」
少し苛立ったような顔で、チャニョルは。
「男として好きかどうかだよ」
吐き捨てるように、言った。