「ビタミン愛」をゲット! -2ページ目

「ビタミン愛」をゲット!

毎日を笑顔で過ごすには、「ビタミン愛」…心の栄養をゲットしなくちゃ。
私なりの「ビタミン愛」を毎日コツコツ摂取しています。
ごゆっくりお立ち寄りくださいね。

小和田哲男先生の講演を拝聴しませんか?

「戦国武将と茶の湯~利休の歴史的役割~」

をテーマにご講演下さいます。

 

小和田先生は、NHKの国民的大河ドラマを、

1996年の「秀吉」から、昨年の「麒麟が来る」まで

7本の時代考証を手がけていらっしゃいます。

 

   

 

 

まだ小和田先生が静岡大学の教授でいらした頃、

(現在は名誉教授)お城紹介のローカル番組で

ディレクターとしてご一緒させて頂きました。

もう20年以上前になります。

 

表千家の静岡県支部では、

その小和田先生をお招きして、

「戦国武将と茶の湯~利休の歴史的役割~」

をテーマにご講演頂きます。

 

◆日時は、令和3年8月29日(日)午後12時~

◆参加料は1000円

◆会場は静岡市清水文化会館マリナート 大ホール

 静岡市清水区島崎町214番地

 (JR清水駅東南口徒歩約5分)

 

ご参加を希望される方は、

柳川ゆき宛に7/20までにご連絡下さいませ。

(アメブロメッセージ、Facebook、メッセンジャー、LINE)

申し込み方法をお知らせ致します。

 

 玄関をくぐると山頭火の詩がお出迎え。

「分け入っても分け入っても青い山」

寄付きには「雲深くして所を知らず」

お茶室には「只在此山中」(ただ此れ山中に在り)

 

この日の3つの言葉は、どれも自己内政を促す言葉でした。

花は、青いものがルリトラノオ、緑の葉が利休草。

利休草の花は、花弁の下の額のように見えていましたが、

その小さな緑の額のようなものが花弁です。

花入れは、竹の花入れを竹の皮で覆ったもの。

裏には銘として即中斎筆で「苔衣」とありました。

釜は、先週と同じですが、向きが反対で、

今回は、「松と梅」の絵が正面になっていました。

最後の狩野派と言われる「狩野養信かのうおさのぶ」を下絵に彫っているそうです!!

 

運びの手前で、唐物で真の稽古をつけて頂きました。

主菓子は、6月最後と言うことで「水無月」

干菓子は、打ち物と、琥珀糖。

 

 

先日の稽古は2週目なので七事式。

江岑棚。江戸中期の細かい霰の羽釜。

お釜には狩野派の絵が描かれていました。

一方には松の絵、反対側には竹の絵です。

今は時期的に竹の絵の方が涼しげでしょう、

と言う師匠のお言葉で、

正面に竹の絵を据えました。

掛け軸は「山水有清音」

棚は江岑棚。

本日、花月と一二三。

花月はなかなか覚えられない_| ̄|○。

 

主菓子は「若鮎」。花入は黄瀬戸で「珍至梅、桔梗、シモツケ」かな?

それにしても今月は何かと気忙しい。

玄関に掛けられていたこちらの短冊は、先代の師匠が詠み、

筆も執られた。「柳蔭しみ寿に添いて蛍ぐさ」

我が家の庭にも蛍草が咲いていたはず。

バタバタと目まぐるしい数日を過ごしていて、

ゆっくりとお茶を味わいたいと思いつつも、

なかなか実現できないまま、あっという間に一週間が経ってしまう。

時間よ、たまには止まってくれー。

 

 

 

 

 

静岡県の中部から西寄りの地域に、

「ふじのくに茶の都ミュージアム」という施設があります。

こちらは、お茶に関する諸々の知識を得たり、

体験ができたりする博物館です。

今月10日から4日間、

そこのお茶室の広間で、大寄せの茶会が開催され、

師匠にお連れ頂き、本当に久しぶりに出かけました。

和室、立礼、野点の3席があり、全て堪能してまいりました。

〈↑小堀遠州が作庭した京都の「仙洞御所」の東庭と

茶室“縦目楼”が復元されています〉

 

それぞれテーマがあり、

根底には、このコロナ禍を憂いてばかりではなく

前を向きましょう、というものでした。

また、五輪に向けて盛り上げていきましょう、

と言う意味を込められたものもありました。

 

お茶会は、無言のメッセージだな、と感じました。

無言でも、伝わるんです、それも素晴らしい。

まさにコロナ禍ではうってつけの伝え方ですね(笑)

 

本席のお菓子は五輪に合わせて市松模様。

静岡にある日本一の富士山と。

毎年開催されているお茶会はすべて中止になっていますが、

こちらのお茶会は入場制限を設け、

厳正なコロナ対策を講じたうえでの開催でした。

またしばらく、こうしたお茶会はないだろうと思うと、

寂しいです。

 

早く国民全員がワクチン接種して、収束に向かいますように!

 

 

 

6月最初の稽古。

着物も単衣に変わり、気分もリフレッシュです。

茶道のだいご味の一つは

普段気づかない季節感をじっくりと味わえることです。

花はもちろんですが、

私にとってはお菓子が、一番分かり易いです。

今日の主菓子はこちら!

本物そっくりでしょう?そう、「枇杷」です。

静岡増田屋製。美味しかったです。

ちなみに、今日の香合も琵琶でした。こちら ↓

さて、きょうの禅語は、

千山添翠色 せんざんすいしょくにそう

山々の緑が、鮮やかに萌え渡る初夏の景色を意味した言葉です。

普段あるものが、より一層活力を増す、と言う意味もあるようです。

私に置き換えると、普段の努力に、今一層の彩りを添える気持ちで精進する、

と言うことになるかなー、と思います。

 

今日の花入れはひさご。

花は、ちんしばい(珍至梅)、みやこわすれ 半夏生。

今日は、紹鷗水指棚と、覚々斎好の桐木地、江岑棚でした。

炭点前をしましたが、やっぱり覚えておらず、しっかり復習する必要があると感じました。

・炭斗をもって水指正面に座る

・釜の前に移動し、炭斗を右へ寄せる

・羽を炭とりの左へ下ろし、香合を右手で取って、左で扱って右手で左奥へ置く

◆香合が、炭斗の中にないため、ここで香合を下へおろすことを忘れがちです。

ふだん、はひこふかかね、ばし、うごう、たしめ、んつき、ましき)

と覚えているので間違ってしまうポイントです_| ̄|○

・火箸を取って羽の左へ置く

・ふたを閉め、環をつけ、釜敷を右ひざ横へ出したら、お釜をもって釜敷へ乗せます。

・環は外して右手で釜の右横へ置きます。

風炉の中は、下火が入っています。
この灰はS君が、3日かけて形作ったもので、とても綺麗なので、
炭を入れるのに気を使いました(笑)
以下、風炉の炭点前(香合が飾ってある場合)の覚書です。
・羽で風炉を清めたら(5回で掃く)、羽を炭とりと釜の間へ斜めに置く
・下火を直したら、火箸を炭斗へ戻し、炭斗を両手で風炉近くへ寄せる
・胴炭を火箸で挟み、左手を火箸に添え、風炉の向こう寄りへ一文字に置く
・次いで、ぎっちょ、割ぎっちょ、管、枝、添炭の順に入れ、火箸を戻し、
炭斗をもとの位置へ戻す
・羽でもう一度風炉を5回で掃き清める
・香を2か所に置く
・正客の求めに応じて、香合を拝見に出す
・右手で環を取り、釜に環を掛けたら、釜をもとの位置まで戻し、釜の向きを変える
・体を風炉正面に向けたら釜を持ち上げ風炉に掛けたら、環を預けたまま、
釜敷を右手で取り左手で扱ったら右手で炭斗に戻す
・釜がきちんとかかっているか確認し、環を外し右手で炭斗ぎっちょの左へ入れる
・羽で、釜の蓋を「こ」の字に清め、羽を炭斗の上にもどす
・炭斗の前へ移動し、炭斗をもって下がり、茶道口を閉める
・香合の拝見を終えたら、釜の前に座り、袱紗捌きをして釜の蓋を切る
・客へ向きを変え、正客から香合に関する挨拶に答え、香合を左手に取り退出
炭点前を終えて、お仲間の皆さんがそれぞれお茶を点てた後の炭。
自分では、綺麗に入れられたかな、と思っています(自画自賛)
干菓子は「薄氷」、夏らしさを感じました。
帰り道、昔のお弟子仲間に会いました。
20年間続けた稽古の写真を(玄関掛物、寄付き、床の間、花、道具)見せていただき、
一覧に写真付きにファイルしてあり
見やすくて感激しました。
ブログにまとめても、なかなか見ないので、紙にプリントしてファイルしておくのが、
やっぱり一番いいな、とアナログ派の私は思いました。
 
来週は、島田の金谷にある「ふじのくに茶の都ミュージアム」のお茶会へ
参加してきます。ここ一年、お茶会はすべて自粛でなくなってしまっていたので、
久しぶりのお茶会は楽しみです!
もちろん、コロナ対策はこれでもか!というほど万全にして
行ってまいります。