嫌いだからです。 | No.1トレーナーを目指して
新型コロナウイルスに関する情報について

No.1トレーナーを目指して

 ドッグトレーナー、トリマーを本職としていて神奈川県横浜市で家庭犬のしつけ、グルーミングの店をしています。
犬を好きになった時からの目標をタイトルとしています。
 しつけ・訓練はおもちゃ・餌は使いません。
飼う前の相談も受け付けております。

 書いた記事が消えていたので…
もう一度思い出して書きました。
 
 
 
 乗馬クラブの話ですが、結構観察して見ているスタッフの動き・所作・スタッフ同士の会話・目線・靴や爪…
もちろん馬の観察が一番ですが、教わる人もまたかなり重要だと思っているのでよく観察させていただいてます。
 犬のトレーニングでも教わる人はかなり重要とわかっているので、馬も同じだとすればという仮定のもとやってます。
 
 で、一応色んなスタッフをみて「この人に教わりたい」と思う人がいたので今度マンツーマンでやらせていただく予約を入れました。
ですが、その前に一番嫌いなスタッフを選んでやってきました。
 理由は色々とありますが、世の中嫌いな人を避けてやっていけない状況もあるという事。
まあこの場合私がこの人とだけ距離を取って他の方に教わっていればいいのです。
でも、そういう癖を付けていると人生で困るという事。
 
 人生ではそう簡単に避けられない事が多々あります。
そういう時の為。
 嫌いだからと言ってこの人に嫌がらせや何か攻撃をしようとは全く思ってません。
私も変わり者なので「何でこの人の事が嫌なんだろうか?」と考えての事。
やりようによっては自分にプラスになる事もあります。
本当に嫌いで合わないのであれば今回は避ければいいだけの話。
 
 さて、毎度ですがいつも予定よりかなり早い時間に到着して色々と観察してます。
馬とスタッフと会員さんを含めた全員と全部の動き。
 
 早く来てましたがやはりその「嫌いな方」はいまして動きを見てました。
私もそうなんですがどちらかというと人間寄りではなく動物寄りの方かとお見受けをしてました。
 馬を丁寧に気持ちを込めて心で接する方だとは思うんですが、その反面、というか私もそうなんですが人に対して厳しい。
馬・犬を大事にするからこそ扱う人間に厳しくなってしまうんですね。
そうするとこの気持ちは「同族嫌悪」なのだろうか?
 
 さて、いざ時間が来て騎乗しました。
騎乗しながらまずは全体を見て…
というか桜が嫌でも目に入りました…
 
 この日は他のちょっとトラブルメーカーっぽい方もいましたが、やはりトラブルが起きました。
再三インストラクターがそうなる事を想定してそうならないように、馬に配慮して言ってましたが起こってしまいました…
 幸い馬も人も怪我なく済みましたが、一歩間違えれば大怪我です。
 
 で、ここで一つ言いたいのは初心者でも万が一に備えて…
 馬が立った時
 馬が全力で走った時
 他の馬が走ってこちらに向かって来てしまった時
まあ他にもありますが、そういう緊急時の時の対処というのは常に頭に入れておくべきだと思うんです。
自分の身を守る為にも。
 
 これで結構馬や他の人も危険な目に合わせたので厳重な注意が与えられました。
が…
 その方は納得がいかない様子…
「馬が悪いんですよ!?」みたいな態度…
 
 これにはこのインストラクターも更に強く注意。
これはどうなるのだろう?と見守ってました。
「豪」の者のインストラクターがこの返事もちゃんとしない会員にどう接して修正してくのか?
 
 途中から気が付いてましたが、もうこの会員のライフはゼロに近かった…
馬はイライラして騎乗している会員に徹底的に反抗。
騎乗している会員は「私は悪くない。悪いのは言う事聞かないこの馬」状態。
 これは…仕事で普段の犬と飼い主を見ているような光景…
 
会員のライフが消えかかりそうになったその時、そのインストラクターが180°向きを変えた!!
「豪」の者が「柔」の対応になった!!
「あっ!出来るんだ…」私はそう思いました。
 
 女性同士だったので一時はどうなるかと冷や冷やしていた。
 馬をなだめつつ、会員もなだめて我慢強く説得。
まずは落ち着かない事には何も始まらないのは犬の訓練でも一緒。
 
 時間が過ぎていき、私は今日は気持ちを特に込めて馬に言った。
「本当にすまなかったな~、ごめんな~」
 気温も高くなり、この日は待機している時から素人でもわかるほどにやる気満々だった馬。
傍に寄った時から向こうからコミュニケーション取ってきて良い感触があったのだが…
それが全然動かしてやれなかった。
トラブルがあったから。
 
 まあでも、今回は嫌いなインストラクターの本質を垣間見た気がした。
何を一番大事にしているか?それがしっかりとわかった。
 彼女は馬を丁寧に扱って欲しいだけなのだ。
今回こういう事態になったのではっきりと彼女は言っていた。
 
技術よりも気持ちが大事
 
それが故に強い態度に出てしまうのは、犬のトレーナーとしてよくわかる。
まあ自分も飼い主さんの多くの方に同じように思われているのだろうと改めて実感した。
 
 この会員も言いたい事があるならはっきり言えば良いのにと思うが、それが出来ないからこういう事になるんだろうなと…
結局こういうので「もう嫌だ!つまらない!辞める!」ってなるんでしょうね。
 
 でもね、馬も犬もそんな忍耐なくて懐く動物ではないんですよ。
だからちょっとやそっとの嫌な事・人がいても私は我慢強く接して試行錯誤している。
 投げ出して辞めるのは簡単だし子供である。
 
 
 そして帰り道のバイクで気になったのでバイクを止めて下りた。
 
 
 嫌いな菜の花と桜。
そして嫌いな先生とのレッスン。
 
 嫌いな物・人との向き合い方というのは非常に大事な事だと思う。
でも、次回は自分が選んで指名した方とマンツーマンでレッスンだ。
非常に楽しみであるが、動物を扱うが故に平常心でいつも通りでいこう。