2011/4/24.僕のアンドーナツ。。。 【2歳1ヶ月】
ちょっと前の話だが、甘いものに目がない僕はアンドーナツにはまっていた。
と言ってもべつに行列のできる和菓子屋さんの物ではなく近所のスーパー等で売っている5個入りの少し小ぶりで粉糖がたっぷりかかったもので、これがまた何とも懐かしさを感じられる旨さなのだ
そしてここ最近さらに嬉しいのが、2歳になってお留守番中の悪戯を急にやらなくなった良い子なドニャさん。
それまでは去年のパイナップル事件 やくず入れをひっくり返して散らかしたり仕事の書類等を食ったり引き裂いたりとその他にもいっぱーいやらかしてくれていた。
今はその時期は幻だったかのように思う。
だが、そんな成長に幸せを感じる日々の中できっと僕は油断していたのだろう。
その日仕事から帰ると、耳も真平らにしてちょっと控えめに出迎えて明らか様子がおかしい。
また何かやらかしたのかと部屋中を見渡したが特に散らかってもいない。
何をそんなに不味そうな顔をしてるのかなと思いつつ一服しようと思うとソファーの陰にそれは隠されていた。
「なんだこれ!!僕のアンドーナツじゃねぇーか!!」と思わず怒鳴ると彼女は既に自分のケージに非難していた。
よっぽど美味しかったのだろう、粉糖一つ残さずたいらげたようだ。
僕はチビだがいい大人だ。
出しっぱなしにしていたのが悪かったと思うようにして気をおさえようとこころみたが、ど~にも腹の煮えくりがおさまらない
非難している彼女を「き!!」っと睨むとジョ~~っとチッチを漏らす音が薄暗いケージの中から聞こえてきた。
お腹PPになるかもしれないし今晩は晩飯ぬきだなと心の中でつぶやきながらくしゃいチッチを片付け一服しながら怒りを取り払うことにした。
その夜、僕はあえてそれはも~美味しそうに晩御飯を一人で食べてやった。
食事を終えタバコに火を付けくつろいでいると、反省しているのかお腹がいっぱいなのかは分からないが、人の膝を枕におねだりもせず不細工な顔でうとうとしていた。
まぁ、晩飯ぬきってのも気の毒だったしちょっとした夜食的なものを作ってやることにした。
深夜にお腹空いたとピーピー言われちゃ面倒だしね
翌日、幸いOPP(お腹ピーピー)にはならず立派なものを産み落としてくれたのだった