大叔父の歌集 vol2

「菊ちゃんほんに好きじゃった」などの恋の歌から

異国で熱病にかかったらしきこと

「血」や「討つ」など

新撰組か？！的な浪漫溢れる時代模様が見られます。

大叔父が使ったであろう日本刀は仕込み杖で

パッと見、ただの杖なのですが

（座頭市のアレです）実は刀という。

今は島原城に展示してますが、

祖母の33回忌でもあるので今年はお墓参りに帰ろうと思ってます。

祖母もよく俳句を嗜み、毎日字の練習は欠かさず

私が祖母の家に夏休み遊びに行くと

現地のお習字教室に行かされました。

昔の人の嗜みだったんでしょう。

おまえは武家の子だから、

と育てられた母は反面教師で私には一切そういうことは言いませんでした。

母は多くを語らず黙って行動する人でした。

それが日本人の美徳である奥ゆかしさだと

大人になって気づきました。

こんな御時世ですが大叔父のように信念を持ち

真摯に生きたいと思います。