本日の漢字【圧】

 
 

こんにちは、いぬとび書道教室です。

 

今日の漢字は「圧」です。

漢字の成り立ちは、崖の断層と、地面から目が出ている形で「土」。

上から土で覆うことで「押さえつける・押す」意味になりました。

 

 

 

書道の練習もしかり、何事も上達するために、継続することの重要性を感じたことはあると思います。

 

練習は地味で派手さがないため、面倒くさく感じることもあるでしょう。

 

私自身もそう思ったことが何度もあります。

 

腕を上げるには近道なんてないのは分かっているのですが、人間だもの、そこはサボりたくなる日もあります。

 

しかし、継続が技術向上に、かかせないというのも痛いほどわかっているわけで…

 

 

そこで、いぬとび書道教室ではいかに気力を使わずしてモチベーションを保ち、練習を苦なく続けることができる方法を教えています。

 

今日は、その方法の一つをご紹介。

 

どうしたら常に練習を続けることができるのか?

「社会的圧力」という人間の行動原理をつかいます。

 

 

社会的圧力とは、周囲の人々の影響を受けて行動する心理現象のことです。

友人に誘われて気軽に参加した食事会が思いがけず豪華で、自分の服装が浮いてしまった経験はありませんか?

 

人は周囲と同じレベルに合わせようとする傾向があるため、無意識に周囲に合わせた行動をとってしまいがちです。

この「社会的圧力」を利用して、書道の練習を頑張る武器を手に入れましょう。

 

 

書道教室に通う場合、環境によって行動が変わることを実感することがあります。

 

真剣に練習する環境であれば、毎回の教室での練習は非常に集中して取り組むことができます。

アットホームな雰囲気の教室などでは、みんなが仲良くなりやすいため、書道教室へ通うのが楽しくなる。

 

これは、「教室に行く」大きなメリットであります。

一方で、独学で練習している場合、モチベーションを保つのは難しいかもしれません。

周囲にレベルの近い仲間がいないため、自然と気が緩んでしまうこともあります。

 

 

「仲間」の存在は継続を促してくれます。

 

 

仲間とは、能力を高め合うために共に行動する存在です。

友人とは異なり、ただ楽しむだけではなく、お互いを高め合い、共に成長することを目指します。

 

 

 

 

しかしその仲間を見つける際に注意したいのは、自分のレベルとあまりにもかけ離れた仲間を選ばないことです。

自分が追いつくのが難しすぎる相手に囲まれると、途中で挫折してしまう可能性もあります。

 

 

逆に、少し上のレベルの仲間を見つけることで、刺激を受けつつ自分も頑張ろうという気持ちになります。

この差が、自分が成長する原動力となるのです。

 

 

書道の練習においての社会的圧力や仲間の存在が重要性をお話してきましたが、これは書道に限ったことではありません。

 

 

 

 

どのようなことに対しても言えます。

環境によって自分の行動が変わることを活かし、仲間を見つけることで、モチベーションを高め、継続的に練習に取り組むことが簡単にできるようになります。

 

自分を高める仲間を見つけ、お互いに切磋琢磨しながら成長していきましょう。

 

 

 

それでは、このへんで。