本日の漢字【手】
こんにちは。いぬとび心の書道教室です。
今日の漢字は「手」。
本日の漢字【手】 漢字の成り立ちは、手の形。 5本の指を広げた手の形を表してます。
昨日、嬉しいことがありました。
コミュ障の小6の長女が、小1の男の子がいじめられ泣いていたので、途中まで手を繋いで一緒に帰ってあげたそうです。道中は、ティッシュをあげたり、声をかけたりして。
長女は自分から他人に話しかけることができない子でした。
いつかは、自分から他人に話しかけることができるだろうと信じてきましたが、まさか!こんな嬉しい話を長女本人の口から聞ける日が来るなんて!
嬉しくて私が泣きそうでした。
何よりも、長女が少し興奮して嬉しそうに話していたのがとても印象的だったのです。
やはり、人間は誰かを助けることで幸せを感じる生き物なのだな、と改めて思いました。
今日は、人に手を差し伸べるって話です。
人に対する思いやり
人間関係って、色々と面倒なこともあるけれど、人を助けたりするとこちらも気持ちが温かくなりますよね。
これは、人を助けると人間のリラックスや回復をつかさどる神経(副交感神経)の働きが活発になって、ストレスが低減するそうです。
気のせいではなくて、実際に体が反応をしていたのですね。人間って本当にすごいです。
思いやりを持つことで、人間関係が良好になるだけでなく、自分までも幸せになれるのですね。
しかし最近は、他人への思いやりを発揮するところも減ってきました。
隣の家の住人の顔も見たことがない、というのがあたり前になってきている世の中。
いくら他人への思いやりで幸福感があるとはいっても、道を歩いている人に声をかけて「なにかお困りですか?」って言うわけにはいきませんものね。
ですが、この思いやりは、他人でなくてもよくて、人間でなくても、動物でも思いやり効果はあるそうです。
自分への思いやり
私が一番おススメなのは、「自分への思いやり」。
自分への思いやりを強くすることで、人生すら大きく変えることができます。
何か困難にぶつかった時。
「なんでこんなこともできないんだ」と必要以上に自分を責めてしまう人がいます。
しかし、これは自分自身でストレス反応を大きする間違ったやり方です。
さきほど、他人を助けるとストレスが低減すると言ったように、自分への思いやりでも、ストレス反応は低減します。
だから、困難にぶつかったときでも思いやりの力で「今は苦しいけど、ここを踏ん張ることで未来の自分が喜んでくれるだろう」と乗り切ることができます。
これは自分を甘やかすことではなく、未来の自分を思いやると、今の自分と未来が繋がります。
そうすると、自分の行動が未来に繋がっている意識が出てくるのです。
この「自分への思いやりの力」は様々なところで使えます。
いかに難しいことに挑戦をするときは、未来の自分への思いやりをもつことで、乗り越えられることでしょう。
ぜひ、やってみてください。
それでは、このへんで。