本日の漢字【竹】
いぬとび書道教室を開業した理由
私は一人で勝手盛り上がって書道教室を開業しました(笑)
実力はまだまだだし、師範の資格もありません。
私は一般的な書道教室のように、書道の技術を教えることに特化した教室ではありません。
メインは書道から学ぶマインドセット。
この素晴らしいマインドセットを世界に広めたい。
書道をしている時間が楽し過ぎて、ぜひたくさんの人に書道の良さを知ってもらいたい。
それで開業しました。
私はそれと同時に、今、書道をしている多くの人にも「教える側」になってほしいと思っています。
私より経験と実力がある人は星の数ほどいます。
その星の数の人が世界に日本の書道を広めてくれたらいいなと思っています。
世界に書道の楽しさを広めるためには、多くの仲間が必要です。
師範資格もあるのに、書道教室を開いていない人が本当に多いのです。
とてももったいないです。
腕のある人たちの技術は、もっとこれからの時代に受け継がれるべきだと思います。
書道の世界は「謙遜」が美徳なっているように思います。
めちゃくちゃ上手なのに、「私なんてまだまだ…」とか、「あなたの方がよほど上手ですよ…」とか、日本ならではの美徳が強く残っています。
書道の先輩の方は口をそろえて
「人様に教えるなんてとんでもない」
「もう年齢的に無理です」
などと言われます。
これって本当にもったいないです。
書道教室を開くのには、師範資格は必要ありません。
税務署に書類を提出するだけです。
書道を始めて何年だろうが、まったくやったことない人に比べたら「経験のある人」です。
師範資格をもっているならなおさらのこと。
何十年と学んできたことの価値をもっとシェアしてほしいと思い、その一歩を応援したい。
その思いで開業しました。
こんなレベルでも開業していいんだ!と一人でも共感してもらい、一人でも多く書道教室をするなり、ボランティアで教えるなり、書道をシェアしていってほしいと思います。
多くの人に自分の作品をさらけ出すというのは、勇気がいります。
こんな実力で恥ずかしい。
とか。
なにか周りに言われるんじゃないか。
とか。
でも、それって。
あなたがそう思い込んでいるだけですよね?
もしかしたら、あなたの才能を求めている人がどこかにいるかもしれません。
私は後悔をしないためにも、その可能性にかけていたい。
実力や才能のある人の可能性をもっと広めたい。
あなたの能力はもっと世界にシェアするべきです!
竹のように迷いなく、自分を信じて真っすぐ、真っすぐ。
信じる道に伸びて行ってほしいと思います。
それではこのへんで。