本日の漢字【珍】

こんにちは。今日の漢字は「珍」です。
 
 
漢字の成り立ちは右側の「人+たくさん」に「玉」を加えた形。 
きめ細かくつまった上質の玉のことで、めったにない「貴重・希少」の意味に。
 
私たちは、なぜ希少なものに強く惹かれるのでしょうか?
 
限定商品
残り〇個のみ
お客様だけにご案内
国内にまだ〇個だけ
 
など。
よく見るキャッチコピーですが、まんまと見てしまいます(笑)
 
誰もまだ持っていない。

知っている人が少ない。

 

まるで自分だけがすごく得をしているような気分になる。

 

これは人間が持っている自然な欲望です。

 

色んな欲望が今の世の中をまわしているんですね。

 

今日は人間の欲望をうまく使いましょって話です。

 

 

 

希少価値への欲望が世の中を潤す

人間は希少性の高いものを手に入れたい欲望があります。

 

獲得の欲望。

 

私たちのまわりを見渡せば、この「希少性」をアピールした商品が多くあります。

 

これには自然と私たちは「欲しい」という獲得の欲望を煽られます。

 

地位、名誉、大金、時間などもそう。

 

この獲得の欲望には「使う側」と「使われる側」がいます。

 

それがビジネスです。

 

ビジネスではよくつかわれる獲得の欲望は、他では使えないのでしょうか?

 

いいえ。

めちゃめちゃ、使えます。

 

使い方にもよりますが…

 

 

諸刃の剣を使いこなすには

獲得の欲望は、何かを手に入れるときにやる気を起こしてくれるパワーがあります。

 

 

しかし、気をつけたいのは「希少性」は人と比較しないと分かりづらいということです。

 

だれも持っていない。

だれも知らない。

 

これは誰かと比較しないと分かりえないことです。

人と比べることは私たちにとってはダメージしかありません。

 

比べれば比べるだけ際限がなくなります。

 

では、どうすればいいのか?

 

 

 

この欲望は過去の自分や自分の目標につかうことをおススメします。

 

 

例えば、

この作業を続ければ、過去の自分最高記録が出せる。

この仕事は私にしかできない。

この挑戦は生まれて初めてやることだ。

 

 

など、自分の中に希少価値をつくるのです。

 

 

私の書道教室も素人の上に人生折り返しからのゼロスタート。

しかも長い歴史のある造形芸術を自分なりの解釈で発信する。

 

これは私の人生では希少価値のある事です。

 

あなたも、あなたにしか作れない希少価値を探してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

それでは、このへんで。