スコルピオンクラッシュ！
HASBRO TRANSFORMERS
ACTION MASTER ELITE
: DOUBLE PUNCH
アクションマスター エリート
ダブルパンチです。
【ルーズを購入､パッケージはありません】
全然知らないくせにトランスフォーマーをやる漢シリーズ！
時は1990年。
当時ケナーやマテル等各社から発売され人気を博していたアクションフィギュアブームに乗っかる為、可動と引き換えに変形を捨てたアクションマスターを主軸として展開された本国アメリカでのトランスフォーマーシリーズ。
・・・でしたが、結果惨敗！！
変形しないトランスフォーマーって、ねぇ？
伝統を重んじ一途に己が道を突き進むのか、古い慣習を打ち破り時代と共に新しい道を切り開くのか、経営陣に於いては私のような宮仕えには想像を絶する様々な葛藤が日々あると思いますが、1990年当時のハズブロと大◯家具に限って言えば・・・ねぇ？
1993年から文字通りの第２世代としてアメリカ本国での再始動を果たしたトランスフォーマー ジェネレーション２(G2)シリーズですが、G2以前の1991年以降も海外(特にEU圏)を中心に引き続き新製品は発売されており、G2にも継承されたその独特な色使いも特徴(魅力)的な商品群となっています。
そんな魅力的なEU勢の中から通常のアクションマスターのDX版と言った趣のアクションマスターエリートが発売。
変形が売りのTFから変形を間引いたアクションマスターとなり、その上で再度変形ギミックを仕込んだアクションマスターエリートですが、各部のボリュームは別として身長差は通常版アクションマスターと然程ありません。
見た目的にももうちょっとエリート(DX)感が欲しいと思いダブルパンチの足を見ると、
脛部に変形の都合でピンヒールな足首にも見えるパーツが内臓されており、これを素直に足首と見立てれば、
モーターヘッド的なピンヒール立ちで身長を稼ぐことが可能です。
正面から見るとただの板ですが、頭ひとつ抜きん出た見た目にもエリートっぽいダブルパンチとすることが出来ます。
で、せっかく変形を取り戻したアクションマスターエリートですから早速トランスフォームさせてみると、
尾が２つある特徴的なサソリになりました。
サソリに変形するまでもなく、ロボットモードからして既にハサミ状の手や顔付きからもブラックザラックのそっくりさんとして作られたのは明白です。
寝て足を曲げただけと言うハンブラビの先輩みたいな変形ですが、手足が動くだけのアクションマスターに比べこの変形があると無いとでは満足度が大違い。
今時のTFって一度変形させたら二度と元には戻せないんじゃないかと思ってしまう強迫観念とは無縁の優しいTFです。
手持ち武器は付属しませんが、ハサミの要部分には３㎜径の穴が空いているので他TFや、アクションマスターの武器を装備させることが可能です。
両ナルビームに出来ない訳は後程。
ハズブロ トランスフォーマー
アクションマスター エリート
ダブルパンチでした。
最後に１点重要なお知らせを。
ハサミへの武器装着には注意が必要で、購入当時ここに武器を刺して喜んでいたら武器側の３㎜ジョイントが折れて穴を塞いだまま取れなくなってしまった事件がありました。
ピンバイスを折れたピンにねじ込んで力業で穴に残ったピンを引き抜くことで何とかなりましたが、同じ３㎜ジョイントでもやはりそれぞれコンマ何㎜かの違いはあると思われますので、ダブルパンチに限らず他TFの場合でも皆さまくれぐれもご注意ください。
首「行けペンギンミサイルよ！！」
P 「イー！」