以前から少し興味があった「ネオ一眼」の中古を買ってみました。
ネオ一眼というのは
レンズが交換式でない
ズームレンズが付いておりズーム比が大きい
デジカメをいうのではないかと思います。
このデジカメで星や月を撮っている方もおいでるようなので、以前から一度使って見たいと考えていました。
また、大きさが比較的小さいので持ち歩きには非常に便利で、望遠側は35ミリ換算で
400mm以上
のものがほとんどで、ズーム比も
12倍以上
のものが多く、60倍を超えるものもあるようです。
ですから、大抵の被写体をそれなりの大きさに撮れるのでチョイ撮りに適しているのではないかと思います。
その反面、イメージセンサが小さくほとんどのものが
1/2.3インチ位 (1インチのものもあるようですが)
のものを使っているようなので、画像はそこそこだろうと思います。
Panasonic LUMIX DMC-FZ8
まず、最初に買ってみたのは中古の
Panasonic LUMIX DMC-FZ8
というネオ一眼です。
このネオ一眼は少し古く2007年発売のものなので、どうかなと思いながら買いましたが、「星空撮影」モードがあったことや、安価だったので試しに買ってみました。
イメージセンサが
720万画素、1/2.5インチCCD
ISO感度
100~1250(高感度モード時3200)
レンズがライカで
f=6~72mm(光学ズーム12倍、35mm判換算: 36~432mm相当)
(デジタルズームと同時使用で72倍ズーム)
F2.8~F3.3
なので、SNS用などには十分かなと思って買ってみたわけです。
古い機種なのでしかたないのですが、買ってみて最初に思ったのは
ちょっと、外観が一見おもちゃぽい(慣れるとそうでもないですが)
外側はほとんどがプラスチックで、デザイン的にも高級感に欠ける
液晶モニターの表示が荒く見にくい
ということでした。
最初に短所を書いてしまいましたが、
撮影した画像はこのクラスにしては良い方
操作性は分かりやすく使い易い
非常に軽くて小さい
レンズが明るい
手振れ防止の機能がよい
暗い場所での反応がよい
などいい面も多くあります。
ただ星など暗いものを感度を上げて撮るとノイズはかなり出るようです。
このネオ一眼は本体自体は、2000円余りで買えたのですが、バッテリーが弱っていたので互換品を2個(1個と2個の価格があまり変わらないので)買ったところ、本体と同じくらいの費用がかかってしまい、ちょっとした出費になってしまいました。
写真は次の通りです。
最初の2枚は曇りだったので、晴れの日にも撮ってみました。
発色はよいと思います。
いつもの散歩コース (曇りの日です)
晴れの日にとってみました
ということで、ネオ一眼を少し使っただけですが大体の特徴が分かったのでもう1台買うことにしました。
OLYMPUS SP-565UZ
2台目に買ったのは中古の、OLYMPUS SP-565UZ というネオ一眼です。
1台目のネオ一眼が、デザイン的に好きではなかったので(好みの問題です)、今度はデザインもそこそこ気に入るものを買ってみました。
少し前に、オリンパスの中古コンデジを買いましたが、デザイン・性能・扱いやすさなど、非常に気に入っており、オリンパスのファンになってしまいそうなのですが、そいうことでオリンパスのネオ一眼を選んでみました。
このネオ一眼のデザインは、金属を要所にあしらっており、プラスチック部分も梨地のようになっているのでプラスチック感が薄く、また曲線部分が多いので、普通のカメラっぽくいい感じです。
また、グリップ部分も持ちやすく滑りにくくなっています。
このネオ一眼は2008年に発売されたもので、LUMIX DMC-FZ8の1年後の発売になりますが、この時期はデジカメの進歩が急激で、どのメーカーのものも1年の間にかなり性能が向上しています。
このネオ一眼の性能関係は
イメージセンサが
1000万画素、1/2.33インチCCD
ISO感度
64~6400
レンズが
f=4.6~92mm (光学ズーム20倍、35mm判換算: 26~520mm相当)、
(デジタルズームを同時使用で100倍ズームまで)
F2.8~F4.5
なので、広角から望遠までかなり広い範囲で使えるようです。
このネオ一眼は3000円以下で買え、電源が単三乾電池(ニッケル水素も使える)なので安くあがりました。また、この機種はアダプター使用でSDカードが使える機種なのでその点でもコスパが良い機種です。
このカメラでも星を撮ってみるつもりだったので、その辺りのことも考えて買いました。
シャッター速度: 15秒~1/2000秒、バルブ 最長8分)
シャッターリモコンが使える
などですが、残念であったのは
バルブはISO感度を64に設定しているときしか使えない
(長い露出でノイズがかなり出るので低ISOでしか使えないようにしているものと思います)
と説明書に書いてあり、このバルブ機能は星の撮影には使いにくいということです。
このことはカタログなどに記載がなく、説明書も分かりにくいところにちょっと書いてあるだけでした。
ということで星を撮るときには15秒までのスローシャッターを使うことになりそうです。
まだ、あまり使ってないのできちんと評価はできませんが、撮った写真は次の通りです。
一眼レフのようにはいきませんが、このタイプの機種としては十分ではないかと思います。
いつもの散歩コース
望遠です