犬とのコミュニケーション | dog-handのブログ

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滋賀県大津市を中心に活動させて頂いているHANDの犬の訓練ブログです!

久しぶりにこっちに真面目に書いてみよーかと

犬に、オスワリなどの指示をする際に
声のみで伝えようとし、伝わらず何度も繰り返し指示を発している方をよく見る

理由を聞くと

声のみで出来た方がカッコいい
普段は声のみで聞く
警察犬などTVでよくみるのは声のみだ

など理由は様々

指示を聞いてくれない理由は、今回はおいておいて


コミュニケーションについて


まずノンバーバルコミュニケーション!
非言語コミュニケーションの事で、言葉以外の手段を用いて行うコミュニケーションのこと。
それは表情に視線、しぐさなど様々ある。

ある研究によると人の場合は
メッセージ全体の印象を100%とした時、言語のみが占める割合は7%、音声と音質の占める割合は38%、表情としぐさの占める割合は55%という事もいわれている。 

つまり、身振りや表情などを織り交ぜることで、言葉に含まれるメッセージをより強く相手に伝えられる。



では犬の場合では

人が犬に何かを伝えたい時、言葉とジェスチャーのどちらを使ったほうが効果的かを調べる研究が行われた

その研究によると、言葉でもジェスチャーでも同等に反応する様にトレーニングされた犬であっても、犬はジェスチャーによる指示をより好んで選択していると分かった


別の研究では、アイトラッカー(アイトラッキングともいわれる眼球運動を分析し、視覚的注意を分析する生体計測手法)を使用し、犬が人の顔を含めた全身のどこに視線を向ける傾向にあるのかを計測すると

知人かそうでないかに関係なく、ジェスチャーがあれば手及び体への注目の度合いが高く、ジェスチャーなしの場合、手以外の体への注目が高かったとある

上記の研究から、言語による指示とそれにあったジェスチャーの指示両方を使用し犬に伝えるようにすると、コミュニケーションが取りやすいと考えられる

加齢や病気により難聴になってしまった場合でも、ジェスチャーのみでも伝えられるようにしておけば、必ず役立つ。
これに関しては、実際に役立った事もある。


散歩中にリードが離れてしまった
車から飛び出た

など、声のみでコントロール出来るようにする事も大切だとも思うけれど

まずはジェスチャーも付け、伝わりやすいように教えていく事も、もう少し広まればいいなと思う


書いた本人がゆーのもどーかと思うけれど、、、かたすぎる


こんな文を最後まで読んでくださり、ありがとうございます‼︎