朝、支援学級クラスは先生が昇降口に出迎えに来るまで外で待機することになっている。
チュンと並んで待っていると、前に並んでいる上級生のお兄さん達がうろちょろうろちょろ…
うろちょろ、うろちょろ…
後ろも見ずに後ずさりしたり、、、
おい、ランドセルが後ろに飛び出てるんだから、むやみに後ろに下がったら当たるだろうが!危ないなぁ!じっとしとけ!!
と怒りたくなる…
でも、それが出来ないから、みんな支援学級にいるんだもんね…
チュンさんは、大人しくじっとして、私と手提げの柄でアルファベット探しをしたりして待っていた。
この場に私がいなかったら、さらには、「ここに、ちゃんと立ってウロウロせずに待つよ」と傍に付いていなかったら、チュンさんもじっとはしていられないと思う。
そりゃあ、母親だって自分の時間が少しでも欲しいよね。
仕事もしたいし、遊びたいよね。
でも、親がそれを我慢してでも、仕事先に迷惑がかかることがあって頭下げ下げしながらでも、子供のうちに身に付ける習慣って大事だと思うんだよね…
成長して歳を経るから、列を乱すことなく待てるようになったり、じっとしてなければいけない時に自分をコントロールできるようになるって訳じゃないと思う。
いちいち面倒くさいわぁ。
自分で勝手に学べ!
そんなのできて普通なんだよ!
って、適当に…いや、定型児ならそれでも問題ないだろうけど。障害児にとっては、「いい加減」「適当」に育てたことになるんだろうな。
それでは、大人になった時に困ることがたくさん出てくると思うんだよね…
そうやって育った大人が、どれだけ周りの人間に嫌な思いをさせ、迷惑かけるかって、嫌という程私は、バカに思い知らされているから。
身に付くのは、もっとずっーと先、息子がオジサンになってからだとしても、絶えず関わり続けて教え続けないといけないなぁと考えながら、教室へ向かう我が子を見送った、今朝だった。
今週は、どんな1週間になるだろうか。