商売をしていて、売り上げを上げようと努力する際に、色々なことを考えると思います。
この20年のデフレ下で、日本国内は価格を下げるという事に注力して商売をしてきた会社が多いと思います。
その結果がデフレですから。
まあ、でも圧倒的多数の社員を抱える大企業の給料が上がらなかったから仕方がないのですが(最近は少しずつでも上がる様に努力している気配はありますが)。
売り上げを上げるような施策として、単価を下げてもっと多く売ろうとする、それとは逆に単価を上げて売り上げを上げようと努力する、という施策。
この単価を上げようと努力するところに、新しい技術が生まれたり、もっと快適なサービスが出たり。
こういう付加価値を付ける努力をするところに、商売の醍醐味と言うのがあるように思います
それで、この付加価値を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。
一般的には、幾度も会議を重ね意見を出し合い、それを商品やサービス化していくことになります。
そこで問題になるのが、机上でいくのか、行動でいくのか、という問題。
組織が大きく成ればなるほど、これが机上のみの議論で答えを出していく、という事が多いようです。
小さい組織(小さい会社)は、もっと頑張らないと良い商品やサービスを生み出すことが出来ないと、初めから行動ありきでガンガン攻めます
カンブリア宮殿やガイアの夜明けなどを見ていると、最近は小さい企業で開発した家電製品などが大ヒットしている、という内容をよく見ます。
あれなどは正にこの方式ですよね
付加価値を付けるというのは、言うほど簡単ではありません。
消費者のニーズにマッチした商品やサービスを新たに考えて作っていく事は本当に大変な作業です。
だからこそ机上だけではなく、実際の行動が凄く重要な要素になってくるのでしょう。
考えるというのは本当にしんどくて大変な事ですが、そのためにはまず行動が大切だ、という事なのでしょう。