世の中に頼る人が多いと景気は良くならない | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

自分が思うか、他人が思うかは別にして、今の状況を変えたい、と思う人は多いです。

 


ここで、「自分が思うか、他人が思うか」という言い方をしたのは、傍から見ると別に変える必要は無いのでは、と思える人と、傍から見ても変えた方が良い、と思える人がいるという事です。

 


ただ、傍から見て変えた方が良いと思えても、本人はそのままで良い、と思っている場合もあるのですね。

 


この価値観と言うのは、本当に不思議です。

 


これは私個人にも言える事で、ビールは体に悪い、というのは医学的にもそれなりに確証はあるし、私自身も理解しているのですが、居酒屋に入った時の最初のビール一杯があまりにも美味しいので、辞められません爆  笑

 


まあ、最近は3杯飲むところを一杯半にしたり一杯のみにしてみたり、色々と気は使ってはいますがあせるあせる

 


こんな軽い話ではなく、例えばDV。

 


傍から見ると、変えなくてはいけない、変えるべきだと思えるのですが、本人はその状況から逃げられずに、最後には・・・・

 


というケースもあります。

 


これは、ビジネスでも同じです。

 


私から、どうみても変えなくてはいけない、それはこうして、あれはこうした方が良いよ、と話しても、一向にやり方を変えない人がいるのです。

 


現状が悪いのですから、今のやり方ではダメなのは分かっているし、本人もそう言います。

 


それでも、数か月しても前と同じことをやっていて、「大変だ~~、大変だ~~」と言っています。

 


これ、以前にジェームススキナーのセミナーで聞いたことですが、人間と言うのは苦しいとか楽しいとかは関係なく、現状のままの方が楽だと思ってしまう、というのですゲッソリビックリマーク

 


毎月赤字が続く状況が数か月間続くと、それが普通になり、その環境に慣れてしまって、そこから出るのが怖くなってしまう、という心理状況があるというのです。

 


私が思うに、おそらくまだ幾らか余剰資金があるから、そういう事に成ってしまう、または、銀行がのらりくらし融資をしてくれる、という状況がこの様に甘やかしてしまうのだと思います。

 


事業の再生を行うには、その当事者のプライドはズタズタになります!!

 


今までやってきた事がダメだから当たり前なのですが、「俺にはここまでやってきた自負がある」という社長さんが多い訳です。

 


独りよがりですね

 


これは、過去の自分に頼っている、のらりくらり融資をしてくれる銀行に頼っている、その状況を可哀想だ、という社会に頼っているのですね。

 


単年度の赤字と言うのは、投資をしたり色々と動いた時にはある事ですが、赤字が続くというのは、ビジネスでは悪なんです!!!!

 


赤字が続く会社は、無理に生かしてはいけないのです、本当は。

 


ただ、テコ入れすれば確実の上向く材料がある、という場合は別ですが。

 


ビジネスにおける利益と言うのは、社会からの成績表という言い方がされますが、本当なんですよね。

 


景気を良くするために、全てのビジネスパーソンが社会に頼り過ぎず、しっかりと仕事が出来ると良いですね。

 


私も人の事が言えた義理ではないので、しっかりとビジネスに取り組んで行きたいと思いますニコ