こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。あなたは他人と自分を比較するということがありませんか?あるいは、ママ友のお子様と我が子を比較していませんか?
日本という国は鎖国されていました。鎖国というのは江戸時代のお話ですが、今でも日本は鎖国されているのと同じようなものです。
学校にも日本人だけ、会社でも日本人だけという環境で過ごしてきた方も多いでしょう。これだけ同一人種だけの環境が存在しているのは日本くらいなものではないでしょうか?
ヨーロッパなら当然のごとく様々な国の人が自分の生まれた国で活躍しています。アメリカでも同じです。目の色も肌の色も考え方も宗教も違う人達が同じ環境で生活していますので、それが当たり前として受け入れられています。
しかし、日本では日本人の先生に教えられ、日本人の上司から学び、日本人の後輩を教えるという環境で育っています。そして、日本人が作ったものを日本人に売るということで経済も成り立っていました。
そんな環境で生活していると、どうしても自分のことが平均から上なのか下なのかという標準を意識してしまいます。
その標準に合っていると安心し、標準から外れていると不安になるということはありませんか?これが日本人の特徴の一つと言えるのではないでしょうか?
コンサル中のママからも、こんなメールを頂きました。
柴田さん こんばんは。お世話になっています、○○子です。
気持ちのいい季節・・・というより、だいぶ暑くなりましたね。ブログ、メルマガ、愛読しています!
特に、ブログでは・・・毎回、私の心の中を見透かされているような内容がタイムリーに書かれているので、心にズシンとした物を感じながら読ませて頂いています。
本題の前に、前置きが長くなりますが・・・柴田さんの本で私の心が救われたので、まずそのお礼から。。。
ここ最近、娘の事は可愛くて仕方ないのですが、一方で、娘の「出来ない事」ばかりに目がいってしまう私がいました。
その背景には、周りのママ友の子どもはみんな歩けるのに、うちの子だけまだ歩けない・・・というのがあるのかな。。
ここまで気づいてはいるのに「周りの物差し」に左右されてしまう私です。不思議ですね。出来ない事に目がいくと、負のスパイラルが始まります。
私の中の柔軟性がゼロになり・・変な事に意固地になったり、イライラしやすくなったりします。
ため息も漏れます。こんな状態では、娘は楽しいはずがありません。はい、愚図ってばかりです。そして、娘が寝た夜に、自分一人で大反省会です。。。
思いがけず言ってしまった言葉の数々に、心の中で何度も娘に「ごめんなさい」を言いながら、このモヤモヤとした気持ちと、負のスパイラルからどうやったら抜け出せるのだろうか・・・と、苦しむ私。。
そこで手にしたのが「心と勇気を育てる秘訣」の本でした。読むページどれもストンと私の心に落ちていきました。で、読み終えたら、スカッとしちゃったんです。
あー、私は「自信のなさ」からこの状態に陥っていたんだなと。子育てをしていると、どうしても周りの成長の度合いに目が行きがちです。
特に、成長の「遅い早い」早い事が良くて、遅い事は劣等生・・・みたいな。(私だけかもしれませんが・・・)
うちの娘は、成長はゆっくりペースなところがあったので、大丈夫大丈夫~いずれは出来るようになるさ!と気楽に考えてはいたのですが、ことさら「歩く」という成長に関してはとても敏感になり過ぎていたようでして・・・
でも、娘は毎日、娘なりに歩く練習をしたり、色んなハイハイをあみだして?楽しんでいるし、頑張っているんじゃないかと!
そうです。先日の柴田さんのブログの「プラス」の面に目をいかせる!!
娘の頑張っている小さな事に目を向けたら、出来る事もいっぱいあるし、そこに焦点をあてて「すごいすごい!」と一緒になって楽しめばいいじゃないかと、娘の物差しで成長を見守ればいいんですよね。
また負のスパイラルに負けそうになったら、柴田さんの本を熟読します!!
…後略…
千葉県にお住まいの1歳3ヶ月になるお嬢さんの育児を楽しんでいるママさんです。
僕は、いつも「平均」には、意味がないと言っています。「日本の常識」「育児の常識」というのも、意味がないと言っています。
日本の教育制度が個人よりも団体を重視したものでした。(「でした」というのは来年から過去の制度になるからです)
先ず、小学校に入ると「先生の言うことは黙って聞くように」と教えられ、予め決められた同じ答えを要求されてきました。
ここには個性を尊重するという考えはありませんでした。個性というのは言い換えれば「自由」という言葉に置き換えられるのではないでしょうか?生徒が自由に振る舞うと授業が破綻するという恐怖から個性を認めないように教育させてきたのです。
そんな環境で育った日本人の多くは、周りの目を気にして生きていくようになります。自分は平均なのか?標準から外れていないのか?と常に周りの目を気にして生きていくことになってしまったのです。
でも、来年からの教育改革では、今までの方針とは180度転換し、自分意見を言うことの大切さを身につけるようにアクティブ・ラーニングが取り入れられます。
予め決められた答えを覚えるのではなく、自分なりに考えて自分の意見を作り出すための教育が行われていくのです。
そのためにはあなたのお子様の個性を磨く必要も出てくるでしょう。家庭の中で今からその個性を磨くような育て方をしてほしいですね。
あなたのお子様は、世界でたった一人の個性を持った立派な人間なのです。それは、あなた自身にも言えます。「平均」なんか、くそくらえです!
「みんな違って、みんないい」ですね。あなたのお子様の個性を、どんどん伸ばしてあげて下さいね。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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