南茅部の養殖真昆布施設は海の畑です。 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

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商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。


カラフルなビーズを散りばめたような、ここは真昆布の里・函館市南茅部(みなみかやべ)の前浜約500m沖合の養殖真昆布施設です。

ぱっと見では散りばめたような浮き球ですが、よーく見ると区画され、船が航行する通路も確保されています。
 

 

 


大きな浮き球の間を〝けた〟と呼ばれる太いロープがはしり、潮流や波によって流されないようにアンカー代わりに海底に砂袋を沈めてロープを張っています。

間に浮かんでいるペットボトルや小さい浮き球は海面からの昆布の深さを調整するものです。

とはいえ海の上ですから、完全に固定されているわけでもなく、波に揺られながら真昆布は成長しています。


そして、けたをカギでひっかけ引っ張りあげてくるとそこにぶら下がった昆布が生えたロープが姿を現します。
 



海面までたぐり寄せられた昆布ロープはそこからご覧のように電動式のウィンチで船の上に引き上げられます。
 

 

 

こうして船いっぱいに山積みにしたところでおかへ戻ります。

出港して戻るまでに約1時間ですね。

これを早朝から2度、3度と行ないます。

 

 

 



こうして南茅部の養殖真昆布は水揚げされているわけですが、さっきの位置を調整する小さな浮きをつけるのもそうですが、ウィスキーづくりにおいて熟成過程では貯蔵庫内の樽の位置を定期的に変えたりして熟成の均衡をはかったりしますし、農業においても雑草を取ったり、虫を駆除したり手間ひまかけているわけですが、この養殖真昆布においても秋の種付けから始まり、冬場から初夏にかけては余計な海藻類を除去したり、間引きを行ったり、位置を変えたり、手間ひまかけて品質の良い立派な真昆布が作られており、まさに海の畑です。

当組合では漁師さんたちが大事に育てた真昆布を丹精込めて製品にしてお客様にお届けいたします。

 

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