インスリン抵抗性、これのなれの果てが糖尿病。

病態としては、インスリンの効きが悪く沢山たくさんインスリンが出ないと血糖値が正常に保てない状態です。

糖尿病だけでなく、PCOS（多嚢胞性卵巣症候群）もインスリン抵抗性が問題になる方が約10％いると言われています。

その他にも、ダイエットをご希望される時にもポイントとなるインスリン抵抗性。

では、インスリン抵抗性ってどう調べるの？？

採血検査で言うと　空腹時血糖とインスリンの値からインスリン抵抗性の指標HOMA-IRでをチエックします。

この値が高値であるとインスリン抵抗性を疑います。

インスリン抵抗性は高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の原因、肥満、不妊症、癌のリスクを高める原因となりえます。

インスリン抵抗性は血液中のインスリンの濃度を高めます。

インスリンが高値の場合、体内では脂肪の合成が高まることから効率的なダイエットは難しくなります。。

では、インスリン抵抗性がある方はどうすればいいの？

まずは、食事とエクササイズの関係を見直す必要があります。

インスリン抵抗性は遺伝子的要因もありますが、

ビタミンB・D、マグネシウム、亜鉛不足などの栄養素失調やエクササイズ不足。

更に、慢性の炎症が高値の場合に良く認められます。

内蔵脂肪も慢性炎症の原因となりますが、遅発性食物アレルギー、有害金属汚染、腸内カンジダなども慢性炎症の原因となります。

インスリン抵抗性を改善するお薬としてはメトホルミンもお勧めですが、まずはご自身の全身状態をチエックしてライフスタイルの改善に努めましょう

ダイエットの重要なポイント！インスリン抵抗性の改善方法