1月最終日、点滴治療も採血も多くて~吸血鬼のように刺しまくっていました。
大好況に終わった今月までのアンチエイジング採血キャンペーン。
この採血検査って何を診るの??というご質問を頂戴します。
約60項目の多岐にわたる内容。
開業して10数年、毎年少しずつ検査項目を増やしていますが
・採血で分かる栄養素
・採血でわかるホルモン
・胃の消化酵素
・高感度CRP
この内容を見て、問診票なども照らし合わせて治療していきます。
多くの方が毎年この検査を受診されるので複数年にわたりその変化をチェックしている方も多いです。
年相応のホルモンの低下は想定内ですが、これは常にベストな量を補充しますのでほぼ問題となる事はありません。
成長ホルモンはナチュラルな自身のものを十分分泌できるようにケアしていくので、グングンUPしている方も多いです。
加圧トレーニングなどのエクササイズは顕著にその効果がでますね
亜鉛と銅の比率にも注目。
亜鉛は日内変動もあるので、銅との比率が重要です。
亜鉛:銅が10:9の割合が重要です。
そして、亜鉛が100以上を目指しましょう。
この銅の値が異常高値を示している方は要注意!
相対的に血清銅が上昇していることは酸化ストレスが体内に存在している事を示しています。
臨床ではピルを内服している場合にはこのような事が起きます。
また、癌などの場合もカラダが酸化してこのようなデータになる場合があります。
亜鉛は細胞分化、糖の処理(インスリン抵抗性)、ホルモン産生に重要な働きをしていてカラダの機能を維持するために非常に重要です。
亜鉛の低下は主にミネラルの摂取量低下、ホルモン異常(ホルモン低下・ホルモンバランスの悪化・ピルの内服)、酸化ストレス、遅発性アレルギー、有害金属汚染によって生じます。
亜鉛の不足によってエイジング、味覚障害、皮膚トラブル、骨粗鬆症、脱毛、免疫力の低下が生じる可能性があります。
水銀や鉛等の重金属の蓄積は、様々な代謝の異常を引き起こして、精神症状・疲労・痛み・不妊等、多彩な症状の原因となることがあります。
有害物質も手のひらでわかるオリゴスキャン検査で数秒でチェック出来ます。
たかが採血、されど採血検査です
毎年受診すればカラダに何か変化が起こった時に発見できます。
採血検査は定期的に受診する事をお勧めします。