更年期世代のお悩み~高血圧~ | アンチエイジングlover Dr.ゆうこりんブログ

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渋谷のアラフォードクターゆうこりんが、『体質改善や免疫力UP』に取り組みながら、コスメや最新治療を分かりやすく解説するブログです!
酒さやアトピー性皮膚炎、乾癬治療にお困りの方は是非チェックしてください。

ナチュラルホルモン補充外来をしていると、男女ともに50歳を過ぎると、いきなり血圧が高くなったと言う方が多い印象です。
特に、体重も増えていないし、塩分が高いものも食べていないのに、、、
 
閉経を迎えると、ほぼエストロゲンの分泌が無くなります。
エストロゲンは、血管に直接作用して、様々な血管拡張物質の産生を高め、血管を拡張させることで、動脈硬化に対して予防的に作用しています。
 
~エストロゲン自体は血管の老化を防止します~
具体的にはコレステロール(善玉コレステロールを上げて悪玉コレステロールを下げます。
血管拡張作用
抗酸化作用
血管括約筋の増殖抑制
などがエストロゲンの作用です。
 
閉経前の女性は男子と比較すると明らかに心血管系の病気になるリスクは低いのですが、閉経を過ぎると徐々にその罹患率が上がります。
当院でも、ナチュラルホルモン補充治療をすると血圧が下がったり(薬が要らなくなったり)血圧のコントロールがよくなる方も多いです。
また、閉経前でも何らかの理由で卵巣を取ってしまった女性は高血圧や高脂血症になるリスクは増えます。
 
女性ホルモンはカラダを守ってくれる女神様の様な存在ですねキラキラキラキラキラキラ
そのエストロゲンの材料となるのが、コレステロールです。(栄養もホルモンに関係しています)
コレステロールは高すぎても低すぎてもリスクになりますね物申す