日馬富士事件について

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医師による診断書記載は、慎重で厳粛であるべきです。
だれが見ても同じように解釈されるように記載すべきで、誤解を招くものではあってはなりません。

「頭蓋底骨折と髄液漏」、いずれも危険性の高い病名を「疑い」として記載したのなら、仮に担当医師が述べた「念のために疑う」であっても、少なくとも数週間は経過をみるべきです。医師は悪くなる状態を常に念頭において、対策を講じるべきです。

「頭蓋底骨折と髄液漏」の疑いや懸念が完全に消えてから、新たな診断書を作成し完治などに言及し、相撲を取らせることについても考えるべきです。

「頭蓋底骨折と髄液漏」の疑いはない、と責任を持って診断できてから、相撲復帰に関する診断書や意見書を記載すべきです。

最初に診断書を見たとき、「頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と病名に記載されている診断書に、「全治二週間」とも記載されていることに違和感を感じました。ある報道番組でも指摘しました。

どうしても一枚の診断書で記載を済ませたければ、今回の担当医師のいいたいこと、「頭蓋底骨折や髄液漏を当初は疑ったが、入院観察中に、その所見を認めないことから、退院後すぐに相撲復帰は可能」ときちんと記載すべきです。
診断書が、口頭の補足解説が必要なものであってはならず、読めば誰でも理解できるものであるべきです。

今回の力士問題だけではなく、診断書の効力や、影響力は、多大なものがあると感じます。

相撲の世界に潜む複雑な人間模様のなかで、医師の診断書だけでも、わかりやすく、厳格なものであって欲しいです。