美容外科と形成外科で40年

美容外科と形成外科で40年

美容外科、形成外科の手術を手掛けて40年、日本形成外科学会専門医で医学博士Dr.中村潔のブログです。美容外科の治療について、専門医の立場から症例をお見せしながら詳しく解説しています。タウン形成外科クリニックの各院で診療を行っています。


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上まぶたは眼瞼挙筋、ミュラー筋という筋肉の収縮により引き上げられ目が開いた状態になります。

何らかの原因でこの筋肉の働きが弱くなり十分に目が開かない状態を眼瞼下垂と言います。

原因により生まれながらの先天性、生まれた後の原因すなわち後天性に分けられます。

後天性は加齢によるもの、コンタクトレンズ長期使用、末梢神経、筋肉の疾病、中枢、脳の疾患、外傷、両眼視機能の障害、神経の異常連合など多岐に亘ります。

美容外科を訪れる方々には先天性、老人性、コンタクトレンズ使用例が多く見られます。

二重の手術をしたのに二重にならないとか目が開き難いまぶたが重い等の症例の多くは眼瞼挙筋が弱いことが原因と思われます。

 

 


症状は黒目の見え方が少ない、眉毛の吊り上がり、額のシワが深い、二重が間延びしてはっきりしない、上眼瞼が凹む、顎が上がる等が見られます。

 

 


多くの場合、弱くなった筋肉を短縮すると改善します(挙筋前転法)。結果として黒目が広く見え、上まぶたの凹みか改善し二重がはっきりします。

眉毛が下がり額のシワも浅くなります。更に光がより多く目に入るので瞳孔が絞られ焦点の合う範囲が広くなりで文字などが見やすくなります。先天性の下垂は挙筋機能が全くないものがありこれは筋肉を短縮しても改善しません。筋膜移植により力源を前頭筋に移す等の処置が必要になりますが開瞼の訓練を必要とします。通常少しでも挙筋の収縮が残存するときは、目を開ける本来の力源を使用することがより生理的で訓練の必要もないため眼瞼挙筋短縮をまず行うようにしています。

 

 

 

但し中枢の問題で生じる動眼神経麻痺による眼瞼下垂は眼球の動きは消失し眼瞼挙筋も働きません。無理に開瞼をすると閉瞼時の眼球上転(Bell現象)がないため閉瞼が難しくなり角膜潰瘍などのリスクを生じますので手術適応外と考えます。
挙筋短縮を行うと筋肉の滑動距離が小さくなりますので最初のうち目を閉じたときに白目が見える(兎眼)、まばたきが遅くなる、まぶしい(羞明感)などが見られますが徐々に気にならなくなります。

 

眼瞼下垂手術(切開法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は45~90分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、感染などです。

治療費用は400,000~500,000円です。

 

 

タウン形成外科クリニック  医師 中村 潔

https://www.keisei.ne.jp/

 

 


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加齢による上眼瞼のたるみがよく見られます。

皮膚性のたるみが強く二重の覆いかぶさりが強くなるため二重がはっきりしなくなります。重症になると皮膚がまつげに乗っかり眼瞼弛緩症という状態になります。

 

 

 

また単に皮膚の余剰のみではなく額の弛みで眉毛が下がる事も原因になります。

この様な場合にも二重を作りたいとの希望で来院する方が多いのです。さらに埋没重瞼で改善したいとの希望も多いのですが埋没法での改善には限界があります。

大きめの二重を作れば良いと考えがちですが重瞼ラインの下がだぶつき不自然になります。

理想的には余剰皮膚とこの中に垂れ下がる眼窩脂肪を切除することになります。

この際、二重手術と同じように希望するライン上で皮膚を瞼板に固定しますとたるみがなくなりすっきりした二重になります。

 

 


術後、目尻外側の下がりが気にする方がおりますがこれは額のたるみや眉毛の下がりによるもので眼の周りの手術のみでは改善しない部分です。こめかみリフト、額リフトで改善できますがその話は別の機会にご紹介します。 

 

上眼瞼たるみ取り手術(切開法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は45~60分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、感染などです。

治療費用は300,000円です。

 

 

タウン形成外科クリニック  医師 中村 潔

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二重手術症例で平行型を希望される場合に行われます。

東洋人の目頭にはモーコ襞という皮膚性の膜がありふつうに重瞼術を行うと末広がり型の二重になります。白人の目はこの膜がないため平行型と呼ばれる重瞼になり涙湖という目頭の赤い結膜が見えます。

埋没重瞼で大きな二重にすると平行型に近く見えるようになりますが皮膚性の膜が残るため不自然な形になったり二重が大きすぎてまつげの上がだぶついたりします。

白人の目に近づけるためには膜を除去する必要がありいくつかの方法があります。

目頭の皮膚をジグザグに切除する方法、Z型に切開して皮膚を入れ替える方法などです。

いずれも初めのうちは傷跡が赤くなりやすいのでお化粧でカバーします。

こうする事で鼻根部から目頭へのノッペリした感じが改善しメリハリのある印象になります。

 

          

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目頭切開の手術は日帰り手術で時間は30~45分ほどです。

リスクや合併症は左右差、瘢痕、内出血、感染などです。

治療費用の目安は200,000円です。

 

 

タウン形成外科クリニック  医師 中村 潔

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眼窩脂肪が多くいわゆる厚ぼったいまぶたや埋没重瞼で元に戻る事が煩わしい場合に行われます。

予定重瞼ラインで切開し皮下に現れる余剰眼窩脂肪を除去して瞼板に直接重瞼ラインを縫合固定する方法です。

この際、眼窩脂肪は引っ張り出してまで取りません。あくまで余っている部分のみ切除します。

これならばよほどのことが無い限り戻る事はありません。また脂肪を除去できるので厚ぼったいまぶたでも自然な二重にすることが可能です。手術侵襲は埋没法より大きいので腫れ、皮下出血斑などが多少生じます。

 

 

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二重まぶた(切開法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は45~60分ほどです。リスクや合併症は左右差、内出血、感染などです。

治療費用は250,000~300,000円です。

 

 

タウン形成外科クリニック  医師 中村 潔

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この方法は瞼を裏返して瞼板上縁に細い糸を通して予定重瞼ラインの小孔に通して固定するものです。

 

 

 

眼瞼挙筋の力があり上まぶたの弛みがなく、眼窩脂肪がさほど多くない場合が主に適応になります。

比較的若い方が対象になりますが上の条件を満たしていれば簡単短時間でダウンタイムも少なくきれいな二重を作ることが出来ます。

 

                 

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この方法ではしつけ糸を付けるだけなので糸が切れたり固定部がはじけたりすると元に戻ります。

長く保たせるためには糸の数を増やしたり、瞼板に固定する支点の数を増やしたりしますが、多くの症例で長い間に元に戻り永久的なものではない事を理解しておく必要があります。

 

二重まぶた(埋没法)は、日帰り手術で局所麻酔、時間は10~15分ほどです。

リスクや合併症はライン消失、左右差、内出血、感染などです。

治療費用の目安は埋没法(2点止め)50,000~90,000円です。

 

 

タウン形成外科クリニック  医師 中村 潔

https://www.keisei.ne.jp/

 

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