マスコミ好みの医師逮捕のニュースです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

不同意堕胎の容疑で医師逮捕

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100518/t10014520821000.html

5月18日 19時15分

東京の大学病院に勤務していた医師が、交際相手で妊娠していた女性に「ビタミン剤」などと偽って子宮収縮剤を投与して流産させた疑いが強まったとして、警視庁は、相手の同意を得ずに流産させた不同意堕胎の疑いで逮捕しました。医師は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東京・港区の東京慈恵会医科大学附属病院の血液内科に去年まで勤務し、今は金沢市の大学病院に出向している医師の小林達之助容疑者(36)です。警視庁によりますと、小林医師は去年1月、当時の交際相手で妊娠2か月だった30代の女性に対し、女性の自宅で「ビタミン剤」などと偽って子宮収縮剤の錠剤を飲ませたり、点滴をしたりして流産させたとして、相手の同意を得ずに流産させた不同意堕胎の疑いがもたれています。

子宮収縮剤は、出産の際陣痛を促進させるときなどに医師が処方する薬で、妊娠の初期段階に投与すると流産する作用があるということです。警視庁によりますと、女性は、点滴されたりした薬が子宮収縮剤だったことに流産したあとになって気付き、「産むつもりだったのに裏切られた」として被害を届け出たということです。

当時、女性は小林医師と同じ大学病院に勤務していましたが、警視庁によりますと小林医師がすでに結婚していたことは流産したあとで知ったということです。小林医師は調べに対して、「女性が妊娠したことは知っている」としたうえで、流産させたという容疑については「知りません」と否認しているということです。警視庁は結婚している小林医師が女性の妊娠を知って流産させようとし、医師の立場を利用して薬品を手に入れた疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


流産まで繰り返し薬を投与か

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100519/t10014528051000.html

5月19日 4時53分

東京の大学病院に勤務していた医師が、妊娠していた交際相手の女性を、同意を得ずに流産させたとして逮捕された事件で、医師は、まとまった数の子宮収縮剤の錠剤を2回にわたって女性に渡し飲ませたうえで、より作用が強い点滴を打っていた疑いがあることが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、流産するまで繰り返し薬を投与していたとみて調べています。医師は、容疑を認めていないということです。

この事件は、東京・港区の東京慈恵会医科大学附属病院に去年まで勤務していた医師の小林達之助容疑者(36)が、去年1月、交際相手で妊娠2か月だった女性に「ビタミン剤」などと偽って子宮収縮剤を投与して流産させたとして、不同意堕胎の疑いで18日に逮捕されたものです。

これまでの調べで、小林医師は、子宮収縮剤を「母体にいい」などと言いながら、まとまった数の錠剤を2回にわたって女性に渡し飲ませたうえで、1週間ほどあとに、より作用が強い点滴を打っていた疑いがあることが、警視庁への取材でわかりました。

警視庁によりますと、女性は点滴を打たれた日に流産しましたが、その後、かかりつけの別の医師から、流産した後の子宮をきれいにするために処方された子宮収縮剤が、小林医師から渡されていた薬と同じだったことに気づき、警視庁に届け出たということです。警視庁は、小林医師が、流産するまで繰り返し薬を投与していたとみて調べています。警視庁によりますと、小林医師は容疑を否認しているということです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

子宮収縮剤 不正入手か、不同意堕胎容疑の医師

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=25236
 東京慈恵会医科大付属病院に勤務していた医師が交際していた女性に同意なしで子宮収縮剤を投与し、流産させたとされる事件で、同病院では薬剤部が子宮収縮剤を一元的に管理しており、産婦人科医以外の持ち出しは制限されていたことがわかった。

 警視庁は18日午後、不同意堕胎容疑で逮捕した医師の小林達之助容疑者(36)(金沢市もりの里)を金沢市内から同庁本所署に移送し、子宮収縮剤の入手ルートなどを調べている。

 同庁幹部や同病院によると、子宮収縮剤は同病院の薬剤部にあるカギのかかった収納庫に保管され、伝票などで注文を受けた薬剤部職員が産婦人科医らに手渡しする仕組みになっていた。産婦人科医以外が使用する場合には、こうした手続きのほかに、使用目的などを薬剤部に説明するルールで、同病院では「不正な持ち出しが起きないよう、厳重に管理していた」という。小林容疑者は同病院で腫瘍
しゅよう
・血液内科に勤務していた。

 子宮収縮剤は一般の薬局では販売されておらず、同庁では、小林容疑者が子宮収縮剤を不正入手した疑いもあるとみて捜査している。

 小林容疑者は女性の妊娠が発覚した時点で、すでに結婚しており、女性は流産後に小林容疑者が既婚者であることを知ったという。小林容疑者は調べに対し、「妊娠は知っていたが、流産は知らない」と供述しているという。

(2010年5月19日 読売新聞)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


女性との結婚意思装う=子宮収縮の錠剤3日分-不同意堕胎事件・警視庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000077-jij-soci
5月19日14時38分配信 時事通信


 交際していた女性の同意を得ず、薬を点滴するなどして堕胎させた事件で、東京慈恵会医科大学付属病院の医師小林達之助容疑者(36)が女性に結婚する意思があるように装っていた疑いのあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。
 婚姻届を用意したとの情報もあり、警視庁捜査1課は同容疑者の交際の実態と堕胎させた経緯を詳しく調べている。
 捜査関係者によると、小林容疑者は結婚していたが、これを隠して女性と交際。女性から妊娠したと聞かされた。
 女性は「(小林容疑者を)信じていた」と説明。言動などから結婚できると思っていたといい、同容疑者が婚姻届を用意した形跡もあり、同課が詳しく調べている。

 女性は子宮収縮作用のある錠剤3日分6錠を受け取り、一部を服用。妊娠6週の時期に、自宅で点滴を受けた直後にトイレで流産した。使われた陣痛誘発剤は効果が強く、同課は小林容疑者の強い意思を示しているとみている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今日はこういったニュースが某朝の情報番組では、

口蹄疫や保険金殺人事件(疑い)の差し押さえてトップニュースでした。


医師が立場を悪用して、妊娠させた女性を本人の同意無しに堕胎させた、


こういうショッキングな内容は、マスコミの格好のエサと言う事なんでしょうけれど、

まさかとは思いますが、

被害にあったという女性の証言を鵜呑みにして逮捕、実名報道してるんじゃないでしょうね。


妊娠6ヶ月という初期には、一般人でもいかなる投薬も控えるのが常識でしょうに、

なぜビタミン剤と言われたとしてもそれを服用したのか、などなど疑問はつきませんが、

疑いレベルで報道しつつも、報道では犯人扱いでしたからね。


まあマスコミにしてみれば、

疑いが事実なら「医師逮捕のスクープ」として、

冤罪でも被害女性を悪者にしてまた美味しくニュースで頂くだけなんでしょう。


今後の動向を生暖かく見守りたいと思います。