モンスターペアレント | 語られざるダウン症の闇

語られざるダウン症の闇

自分の気持ちを吐き出す場所。

「うちの学校にもいるよー」

知り合いのお母さんが口を開いた。

近所のダウンママのことを話した時のことである。

その方のお子さんが通う小学校にダウン症の女児がいる。その子は両親の意向で普通学級である学んでいる。

『出来るだけ普通の子供と同じように』
両親の想い。

「それは分かるんだけどねー」
彼女は話を続ける。

普通学級に通う五年生の女児は、簡単な言葉しか話せず、長い会話は出来ない。文字もひらがながようやく書ける程度だそう。授業もついていけているのか不明。けれど先生はその子にだけ毎日書き取り等の課題を与え、丁寧に教えているという。

「そこまではいいんだけどねー」

その女児の親はことあるごとに学校にクレームを出すのだそうだ。

○○くんがうちの子にこんなこと言った。
□□さんがうちの子と遊んでくれない。
もっとうちの子と仲良くして。
うちの子を仲間外れにしないで。

ある日、そのダウン症の女児が登下校中に意地悪されたようだと親が学校に怒鳴り込んだ。それからというもの保護者が交代で登下校についていってる。
周りの保護者が交代で付き添う中、女児の親は働いているのを理由に付き添いのメンバーに入ることをしなかったという。

「もうね、ちょっとしたことでもクレームよ。うちらも学校から連絡ある度にウンザリだよ。改善、改善って」

その子が普通学級にいることも周りの保護者は迷惑がっているが我慢しているのだそう。

「差別だの、訴えるだの面倒くさいから」

保護者たちは「あと数年の辛抱」とその女児の親に理解のある『フリ』をしているのだそうだ。

「まさにモンスターペアレントだよ」

「彼らはことあるごとに『私たち頑張っているんです!』て言うの。みんな頑張っているんだよっ!って言いたいわ」

近所のダウンママも同じだ。障害を持つ子供を守りたいのは分かるが周りが見えなくなっていて怖い。

「あなたにはわからない」

そう、私たちにはわからない。










Android携帯からの投稿