恐らくNHKによる眞子様の婚約報道スクープという謀略(民進党との合作)により、皇室崩壊への第一歩が刻まれたように思える。

 

「天皇陛下の退位を実現する特例法案を巡り、衆院の佐藤勉議院運営委員長(自民)は29日、安定的な皇位継承に向け、女性皇族が結婚後も皇族に残る「女性宮家」の創設を検討することを盛り込んだ付帯決議案を各党に示した。

 民進党に加え、これまで慎重だった自民党が「女性宮家」を明記することを容認する方針を固め、「女性宮家創設」の文言が決議案に明記される見通しになった。」(毎日新聞より)

 

 自民党が反対していた「女性宮家創設」を民進党が天皇陛下退位特例法案の付帯決議に無理やり入れ込もうとしたのは、秋篠宮眞子様の婚約報道直後からだった。つまりは、国民の関心を女性宮家創設に引き付けることに成功したわけだが、それはNHKのスクープがきっかけだ。

 つまり、退位法案閣議決定前に国民の関心を女性宮家創設に引き付ける謀略をNHKが行ったということである。

 

少し古いが、竹田恒泰氏が「女性宮家は形を変えた女系天皇論」と題して書いている。

 

女性宮家は形を変えた女系天皇論

 ところが、皇族を確保するために、如何なる手段を講じてもよい訳ではない。女性宮家創設とは、すなわち女性皇族が民間から婿を取ることを意味する。もしこれが現実のものとなれば、皇室の歴史上、初めて民間出身の男性が皇族の身分を取得することになる。そして、その子や孫が将来の天皇となった場合、男系継承の原則が崩され、初の女系天皇が誕生することになる。

  女性宮家創設というのは一般人の耳に優しく響くだろう。しかし、女系天皇を容認する国民的合意なくして、女性宮家について論じるのは適切ではない。女系天皇論者は、悠仁親王殿下ご誕生で女系天皇論が進められなくなっていたところ、最近になってこれまでと違った形で攻勢を仕掛けてきたのである。これは、天皇陛下の御体調を慮る国民の感情を巧みに利用したものであり、女性宮家創設の皮をかぶった女系天皇論にほかならず、「禁じ手」というべきである。

(引用終り)

 

それにしても民進党や左翼はなぜ女性宮家や女系天皇論を望むのか。それは究極的に皇室の破壊、天皇制の破壊(最終的には日本の破壊!)を目論んでいるからである。

 

 今回の眞子様の婚約報道はその危険性を国民に分からせたように思われる。

 それは眞子様の婚約相手が、失礼だがはっきり言って、どこの馬の骨だかわからない、つまり氏素性が全く不明の胡散臭い男だからである。

 

 公式の言論空間では、お祝いするとしか言わないが、裏では多くの国民が首を傾げていることだろう。

 

 普通の恋人同士の結婚なら、どこの馬の骨であろうとどうでもいい。なぜならその後にどうなろうと責任は当事者が取ればいいだけの話だからである。

 しかし、眞子様にそれは通用しないのである。皇族なんだから相応しい相手が必要なのだ。女性宮家創設が現実問題とならないなら、普通人の結婚として遇して良かった。

 しかし、民進党の要求をバカな自民党が受け入れたおかげで、俄然眞子様の婚約はこんな胡散くさい相手でいいのかを堂々と問わないといけなくなった。

 

あるブログを紹介する。ふざけた調子で書かれているが、問題点が如実にここに示されている。

「…そこで、慎重で深みのある考え方をする悪い男が天皇家の女性をナンパしちゃえば?

 仮に自分の血縁を天皇にしたい願望がある男が、天皇家の女性をナンパして、ものにしちゃえばいいわけだ。女性は感情から入るから好きになったら止まらない〜。

 そこで危険なのは・・外国人の血を受け継ぐ二世や三世だって天皇になるチャンスがあるってこと。 

 日本人の血が薄くなった金髪を天皇陛下って呼べるか〜。日本解体を企む民進党が喜ぶわ!」

 

 日本国の統合の象徴の女系天皇の夫君が訳の分からない人物であるとき、日本人は天皇家や皇室に尊崇の念など起こさなくなるだろう。それは実質的な天皇制の崩壊である。

 

眞子様の婚約者KK君は将来皇族となり、もしかすると女系天皇の夫君になる可能性も捨てきれない。馬の骨が皇族になってしまうなんて、日本はどうなってしまうのか。先に引用したブログの最後の言葉は真実を突いているのだ。

「日本解体を企む民進党が喜ぶわ!」