コレクションと呼ぶには小規模ですが、イシガイ類の貝殻コレクションです。まだまだ沢山の種類が居るので頑張って集めたいと思います。


手抜きのスマホ画像だけで終わらせるのはシャクですし、プロフィール欄に書いているイシガイ類のことを掘り下げたいので、過去の採集時(殻だけになっているものを持ち帰る、生きたものは飼える見込みのあるもの以外はオールリリース)に撮ったデジカメ画像を貼っていきましょう。



まずはイシガイ科イシガイ亜科カラスガイ族の貝から紹介していきます。





3枚とも別個体のドブガイ類。1枚目はタガイ属の可能性があって、2と3はドブガイ属だと思ってます。僕の同定力でははっきりとした種類は導きだせません。







こちらは3年程飼育しているドブガイ類(ヌマガイ?)水管にも種類ごとの個性があると思います。










こちらは当ブログのアイコンにしている貝でタブネドブガイ属の一種
buldowskia kamiyai の可能性が高いとイシガイ類の調査活動をされている方に教えて頂きました。



こちらは2年以上飼育しているタブネドブガイで今年の2月に同居させているヨシノボリにグロキディウム(幼生)が寄生しているのを確認しました。胸ビレの先端のオレンジ色の粒がグロキディウムです。

イシガイ類は幼生時代にヨシノボリ等の限られた魚種に寄生して養分を貰ったり、遠くへ運んで貰うといった風変わりな生態を持っています。寄生出来なければ幼生は死んでしまうそうですので、イシガイ類の繁殖には宿主が必要不可欠という訳です。尚、タナゴやブラックバス等の魚はイシガイ類の寄生に耐性があるらしく、寄生しても上手く養分が取れず寄生損?になってしまうのだとか、、

自然界でのタナゴ類の繁殖にはイシガイ類が必要不可欠ですし、イシガイ類の繁殖にはヨシノボリ等が必要不可欠という訳です。自然というものは絶妙なバランスで保たれているのだと思います。

うちのタブネドブガイも繁殖してくれると嬉しいです。




続きはありますが、画像枚数上限に達したので次回に持ち越しです。