どもども、後関です。
ちょっと前の話になるんですけど、主宰の達彦主導で、稽古中にディベートをするってなったことがありました。
達彦いわく、コメディひいては芝居において、相手の意見に対してしっかりと返す能力が必要、とかなんとか言ってた気がします。
テーマは
「金と愛、人生において必要なのはどちらか」。
なんだか重たいテーマですね。
で、公平にチーム分けをした結果、僕は「愛が必要」チームになりました。
そしてディベートはスタート。
人は助け合って生きている、誰かの助けがなければ人は生きていけない。
というこちら側の意見に対して、
仕事などをする上で極論愛は不要で、お金さえあれば人は食べていける。愛で腹が膨れるか。
というのが相手の意見。
翔ちゃんの実体験も交えた迫真の言葉に僕らのチームは圧倒されてしまいました。愛の敗北。
ただ、僕としては釈然としない結果でした。
ディベートが終わったあと翔ちゃんが「でも俺は愛の方が大事だと思うけどね!」と言っていたのも妙に印象的で、なんだかモヤモヤ。
その日の稽古の帰り道、達彦と話をすると、
「みんな愛の定義が狭いよね」
とのこと。
どういうことかと聞くと、
「だって自分に対する愛も愛じゃん?それがなきゃ生きていけないだろ」
自己愛。
行き過ぎた自己愛はナルシシズムなどとも呼ばれ一般的に嫌悪されますが、それがなければ自分が生きている価値も見出だせなくなることでしょう。必ずしも良くないものとは限らないのかもしれないです。
仕事をするのだって、極論それによって得たお金で食事をして自分を生き永らえさせるためです。
愛がなければ人は行動に移すことが出来ないのかもしれません。
最近、愛がなんだかわからなくなる出来事が個人的にあったので、自分の心を整理するためにもまとめてみました。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
愛を持って僕が出来ることはなんだろう。
若さってなんだ。振り向かないことさ。
愛ってなんだ。ためらわないことさ。
って串田アキラも歌ってました。
ためらわないことかぁ。
今日はこの辺りで。ではでは。