hall & oates 勝手に特集part8は
「マンイーター」のヒットを生んだ「H2O」(1982)。
セルフ・プロデュースも板についてきたのか、
音の処理の仕方にも色々と工夫されてるように思います。
この辺りは、先ごろ他界したT-ボーンの存在も大きかったんだと思います。
他にもギターのG.E.スミス、ドラムのミッキー・カリー、サックスのチャーリー・デ・シャントと、
H&O黄金期のバンド・メンバーも固定され、エンジン全開、といった感じです。
アルバム収録曲は、前作と打って変わってスローな曲も多く、前作に比べると、一聴すると
地味に聞こえますが、聴きこむほどに味がでるアルバムです。
1曲目は彼ら最大のヒット「Maneater」。
実は、当初レゲエ調のアレンジで、しかもヴォーカルはジョンだったらしい。
レコード会社が、ダリルが歌った方が売れると言ったらしい・・・。
2曲目「Crime Pays」はクールな曲調とヴォーカルが印象的な曲。
今までのH&Oにはなかったテクノ・ポップっぽい曲で、新鮮です。
3曲目「Art Of Heartbreak」は、久々のソウルフルな曲。
チャーリーのサックスがセクシーです。
4曲目「One On One」は、ダリル曰く「たぶん、一番好きな曲」だとか。
ニューヨークっぽい雰囲気の曲で、PVもそんな感じでした。
5曲目「Open All Night」もスローでソウルフルな曲。
こういう曲を並べてくるあたり、ヒットを連発してた余裕が感じられます。
6曲目「Family Man」は彼ら2曲目のカバーソング。
珍しい・・・。
しかもシングルカットしてます。
しかもTop10ヒット・・・。
7曲目「Italian Girls」は、ジョン作の軽快なロック・チューン。
ジョンも歌がうまいですよね。
ライブで聴いても、ジョンのヴォーカルの方が安定してる気がします。
8曲目「Guessing Games」、9曲目「Delayed Reaction」は、シングル・カットしなかったのが
不思議なぐらい、ノリのいい曲。
隠れた名曲だと思います。
ライブでも演奏されてないように思います。
9曲目「At Tension」はアルバムの中で唯一雰囲気が異なる曲です。
ダリルが書きそうな抽象的な歌詞の曲ですが、ジョン作です。
10曲目は「Go soro」。
ダリルの絶唱が効いてます。
そういえば、インタビューで、ダリルが「ジョンやサラに向かって、go soroと言えるか」、
と聞かれ、「もちろん」と即答してました(;^_^A。
彼らはこの後、新曲「sai it isn't so」と「adult education」を含んだベスト・アルバム
「Rock 'N Soul Part 1」をリリースします。
「say it isn't so」は、一番好きな曲です。
アルバム・バージョンもいいけど、ライブ音源も捨て難い。
特に「リバティ・ライブ」のときの音源が一番いいかな~。
このアルバムを買う意味は、「wait for me」のライブ・バージョンでしょう。
名演です。

